YouTuberけみお(kemio)、伊集院光と“再会” ポジティブ過ぎる思考&リスナーへの配慮で称賛される

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2019年05月23日 14:31  リアルサウンド

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 YouTuberでモデルのけみおが、5月21日に放送されたラジオ番組『伊集院光とらじおと』(TBSラジオ)に出演し、パーソナリティの伊集院光と久しぶりの再会を果たした。


(参考:ヒカルと相馬トランジスタが昨今のYouTube事情を語る「kemioはダントツでスター性がある」


 動画とSNSで活躍するけみおと、テレビとラジオを主戦場とする伊集院には、一見接点がないように見える。しかしけみおは、今はなき動画アプリ『Vine』に女子高生あるあるネタを投稿して人気に火が付き始めた17歳の頃、フジテレビで放送されていた番組で伊集院と共演していたという。


 当時のけみおについて「謎の人だったよね」と振り返った伊集院。その頃は、YouTuberやインフルエンサ―が今ほど市民権を得ていなかった時代。そのため、テレビ局の人たちも「結局、何をしている人なのか」「どういうカテゴリーで紹介したらいいのか」と頭を悩ませていたらしい。


 伊集院は「まず『Vine』がわからない状態だったからね」とし「ふつうの新人タレントだったら『○○のオーディションで勝ち抜いた人』みたいに紹介できるけど、あの時は『Vine』とは何か?から説明しなきゃならなかったから」と、「動画クリエイター」という便利な言葉が生まれる前の困難について言及した。それを受けてけみおも、周りに参考とすべき人がいなかったため「毎日ビビりまくりでしたね」と回想していた。


 続けて伊集院は、けみおのような動画クリエイター・インフルエンサ―がファンからのダイレクトな支持を受けて売れっ子になれる可能性を秘めている一方、「批判もダイレクト」だと指摘し「そういう批判に関してはどう思う?」と問いかけた。するとけみおは「はじめたばかりの時は結構怖かったですね。『お前のことやるぞ!』みたいなこともいわれて」と明かしつつ、「でも、今は宇宙からメールが送られてきていると思っています」とキッパリ。「やっぱり見えない相手じゃないですか。僕も見えないし、向こうも見えないし。だからそれに気を取られてもしょうがないし、時間の無駄だから全部カットしちゃおうと。それに『噂されてるからラッキー!』とも思っています」と持論を展開し、伊集院からは「ハート強いよね〜!」と舌を巻かれていた。


 また、自身の経歴を説明する際「僕、両親が2歳の時に他界……というか、『天国でギャルやりま〜す』みたいな感じで消えちゃったんですけど」とあっけらかんと語ったけみお。伊集院から「そこは、他界で良かったんじゃないか?(笑)」とツッコまれると、「朝から(番組の放送時間は8:30〜11:00)重すぎるワードだったかも〜と思って」と、リスナーに配慮する場面も。その姿勢に伊集院が「偉い! とても偉い!」と手放しで賞賛すると、けみおは「じゃあ、天国にバビューンしたんですけど」と独特の言い回しで言い直していた。


 さらに2016年から、英語ができない状態でアメリカへ引っ越したことに関しては「3回くらい旅行していたので、イケると思って。10時間で着いちゃうから楽じゃ〜んとも思って」と言い、「本当にそういうフランクな感じで行きました。『いやー! 一生マクドナルド食べられるー!』みたいな」と最後までそのポジティブ過ぎる思考を披露し、伊集院を驚かせていた。


(こじへい)


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