楽天、接戦落とし3位に後退 復帰した岸が7回1失点の快投も打線が沈黙

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2019年05月25日 17:50  ベースボールキング

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楽天・岸孝之
● 楽天 1 − 4 オリックス ○
<11回戦・楽天生命パーク>

 楽天は逆転負け。接戦を落とし、西武と入れ替わり3位へ後退した。復帰登板となった先発・岸は7回3安打1失点の快投。しかし打線が沈黙し、8回に決勝点を許した2番手・宋家豪が2敗目(1勝)を喫した。

 3月29日の開幕戦で左太もも裏に違和感を訴えた岸は、これが約2カ月ぶりの一軍登板。初回のピンチを凌ぐと、2回以降は安定感抜群の内容。持ち前の制球力と緩急が冴え渡り、6回まで2安打無失点投球を展開した。

 しかし、1−0で迎えた7回、先頭の5番・ロメロに、カウントを取りに行った直球を左翼席へ運ばれた。痛恨の同点被弾となったが失点はこれだけ。復帰戦ながら7回99球、3安打1失点の快投を披露した。

 岸を援護したい打線だったが、得点は4回に生まれた3番・浅村の13号ソロによる1点のみ。序盤3回まではオリックス先発・成瀬に完璧に封じられた。中盤以降も連打は生まれず、オリックス投手陣の前に散発の5安打。同点の8回に登板した宋家豪は2四球などでピンチを作り、2本の適時打を浴び3点を失った。

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