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本当の“家族”に見えるようにするために…『長いお別れ』中野量太監督が企画したキャストの親睦会

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2019年05月29日 18:50  J-WAVE NEWS

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J-WAVEで放送中の番組『SEASONS』(ナビゲーター:マリエ)のワンコーナー「ESTÉE LAUDER MAKE TOMORROW BEAUTIFUL」。5月25日(土)のオンエアでは、映画監督の中野量太さんが登場! 最新作『長いお別れ』について訊きました。


■誰もが感情移入できる作品

中野さんの最新作『長いお別れ』が、5月31日(金)公開されます。原作は、直木賞作家・中島京子さんの同名小説です。

【あらすじ】
父の70歳の誕生日を祝うため、久しぶりに実家に帰省した娘たちが、母から「父が認知症である」と告げられます。ゆっくりと記憶を失っていく父と家族の7年間を、優しさとユーモアたっぷりに描いています。

父役に山崎努さん、母役に松原智恵子さん、長女役に竹内結子さん、次女役に蒼井優さんという豪華キャストが揃いました。

あらすじを聞いたマリエは、「認知症の方と接した経験がないため、感情移入できるかなと思っていた」と振り返ります。しかし、映画を観てみて「誰もが家族間で持ったことのある感情が、さまざまなシーンに散りばめられていて感動した」と、中野さんに伝えます。

中野:もちろん認知症を扱ったシーンですが、認知症のことだけをやっているわけではありません。どちらかというと、お父さんが認知症になって亡くなるまでの7年間があって、奥さん、娘2人、孫の3世代にも7年間がある。その期間をお父さんを軸に描いているので、決してお父さんだけの話ではないんです。だから、どの世代の人でも気持ちが入るかな、と思います。認知症の映画ですが、普通の家族の映画なんですよね。


■クランクイン前の企画とは?

また、出演者の面々が「本当の家族に見えた」と感想を述べるマリエ。キャスト陣が本当の家族に見えるようにするため、中野さんは撮影前に“あること”を企画したと振り返ります。

中野:だいたい家族の映画を撮っていて、やっぱり「家族に見える」ようにしたいんです。俳優さんだから、「家族に見せる」ことは初めて会ったその日でもみんなできます。でも、「見えるようにする」というのは、なかなか難しい。いつもいろいろ企んで何かやりますが、「今回は何をしようかな」と。(本作は)70歳の誕生日に娘たちを呼び出して「認知症ですよ」ってお母さんが告げるところから物語は動き出します。お父さんが認知症になる前の楽しかった誕生日会を知らないと、70歳のときの(認知症を知らされる)驚きが出来ないんじゃないかと思って、認知症になる3年前、67歳の誕生日会というのを開いたんです。
マリエ:へえー!
中野:ハウススタジオを借りて、お料理とかも用意して。映画でも「70歳おめでとう」ってケーキが出てくるので、それを67歳用に作って。
マリエ:じゃあ、あの紙の三角帽も?
中野:三角帽もかぶって。67歳の頃の楽しかった誕生日会をやったんです。それはリハーサル兼、半分は親睦会も含めてやったんです。それが良かったですね。みんなでご飯を食べて三角帽をつけてやいやいやってると、家族に見えてきましたし、俳優さんたちもどんどんおしゃべりをして近づいていきます。人間同士なので、そうやって触れ合うことで見えてくるものがあるんだなと思いました。すごく泥臭いことですが、僕はそれをやります。
マリエ:映画の中だけで伝えられること以外に、映らない過去や記憶というものも、観ているほうはきっと感じ取るんでしょうね。私はビシビシ感じ取りました。

中野さんの独特な企画が活きた撮影。3年前の誕生会を楽しんだ俳優陣が、70歳の誕生日ではどんな演技をしているのか、ぜひ劇場でチェックしてみてください!

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【番組情報】
番組名:『SEASONS』
放送日時:毎週土曜12時−15時
オフィシャルサイト:https://www.j-wave.co.jp/original/seasons/

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