嵐 櫻井翔、敬意を持って人と接する姿勢 “親友”妻夫木聡とのエピソードから考える

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2019年05月30日 06:01  リアルサウンド

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 5月30日夜9時放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)2時間SPで、嵐の櫻井翔と妻夫木聡、佐藤隆太による3人旅が放送される。以前3人が出演した放送で番組が提案していただけに、有言実行の『夜会』、さすがである。


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 以前の放送で、ゲスト出演した妻夫木は、櫻井とはお互いに“親友”と呼ぶほどの仲だと紹介。意外な組み合わせに思う人もいるかもしれないが、前回のサシ飲みでのエピソードを振り返りながら、2人の関係性をおさらいしてみたい。


■櫻井と妻夫木の“親友”エピソード
 2018年12月放送の同番組で、櫻井と妻夫木のサシ飲み企画が放送された際に、2人の関係性について明かしていた。ゲスト出演していたV6の岡田准一から「仲良い?」と2人の間柄を聞かれると、素直に「仲良い」と櫻井。妻夫木も深く頷いていた。以前も有吉弘行から「親友いるの?」と聞かれれば、「真っ先に思いついたのは妻夫木」と回答していたほど。


 出会いは、2001年放送のドラマ『天国に一番近い男』(TBS系)でのこと。顔合わせの際に隣に座っていた妻夫木に声をかけたのが櫻井だったという。櫻井は、一番最初にできた芸能界の友達、と当時を振り返ったが、妻夫木も同様。芸能界で最初の友人だと明かすなど、仲睦まじい……というよりも“イチャイチャ”していた。


 意気投合した2人は、毎週のように渋谷で遊んでいたという。カラオケでは嵐の曲を歌い、妻夫木にいたっては父親の十八番、堀内孝雄の「影法師」を歌ったことなど、思い出話に花を咲かせていた。


 2人が親友で、渋谷で毎週のように遊んでいたとは、マンガの世界にでも飛び込んだような気分である。


■敬意を持って接しあう、“櫻井流”の人付き合い
 サシ飲みでは、お互いに対する質問を書いたカードを引き、それに回答していた。


 「メンバーに嫉妬したか?」というカードを引いた櫻井は、「昔はしていた」と正直に回答。デビュー当時は、メンバー4人をライバル視していたこともあったが、次第に目を外に向けはじめたことで一変。味方だと気づいてからは、嫉妬心がなくなったと答えた。


 一方、妻夫木も、個性派俳優として名を轟かせた窪塚洋介と比べられることがあったと明かした。番組のトークコーナーではあるが、隠しておけるはずのカッコ悪いことも、素直に打ち明けていた。


 2001年の出会いから2019年のいまなお関係が続いているのは、こんな風に素直な気持ちのキャッチボールができることも理由の1つではないだろうか。雑誌のインタビューで櫻井は、度々「礼儀」について語ってきたが、挨拶や態度に限らず、相手が素直に心を開いてくれたらそれに応じる、お互いが敬意を持って接しあうことの積み重ねもその一つだと教わった気分だ。


 以前の放送では、櫻井が妻夫木に内緒で佐藤隆太も招いていた。佐藤も同じく『天国に一番近い男』、そして『木更津キャッツアイ』にも出演し、2人とは長い付き合いになる。3人が揃うとさらにトークが盛り上がり、番組からも「3人旅行企画やりましょう」と提案されていた。妻夫木は「やりましょう」、「やってやって!」と佐藤も続いたが、櫻井は「俺、忙しいから日帰りがいいな」と冗談半分でこぼしていた。


 親友3人で旅に出かける機会はきっと少ないことだろう。念願の親友3人旅が実現した。ゴールデンウィークに九州を訪れ、時にはふざけながら、時には仕事や人生について語る。俳優やアイドル、キャスターという肩書を外した3人のトークが楽しみだ。(柚月裕実)


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