レッドブル・ホンダ代表、2021年導入のF1新規則は「ドライバーの技術を目立たせるものにするべき」と主張

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2019年06月04日 12:31  AUTOSPORT web

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2019年F1第5戦スペインGP マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)
レッドブル・ホンダのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、2021年に行われるレギュレーション変更では、チームの能力を向上させることではなく、ドライバーの技術を目立たせることにねらいを置くべきだと考えている。

 現在F1では、2021年に導入する技術面、競技面、そして商業面の新しい規則について議論が行われている。ホーナーは、このレギュレーション変更によって、レース結果に関しては現状以上にデザイナーやエンジニアがより重要になるというリスクがあることを懸念している。

「現在我々が考えているもののコンセプトは、今よりも状況を変わりやすいものにするために、ドライバーに焦点を当てるものにするべきだ」

「これこそ、F1が是が非でも必要としているものだ。ドライバーはスターでいる必要がある」

「ホイール・トゥ・ホイールで、エキサイティングで、ある程度は予測のつかないレースをしなければならない。なぜなら、現状のように連続して優勝することは人々の望んでいるものではないからだ」

「チームは自分たちの持ち込んだアップデートを利用して、週末の結果を予測しすぎている」

「メルセデスには脱帽だ。彼らは、今彼らがいる位置に到達するために他のチームよりも良い仕事をしたのだ」

「だがメルセデスと戦えるかどうか、ギャップを縮めることができるかどうかは我々次第だ。技術レギュレーションがそれをシャッフルし、より大きな変化がもたらされることを願っている」

 新しい技術規則は、今月末にも完成するものと推測されている。それに続いて商業規則と競技規則も年内にはできあがるようだ。

「2021年に向けては白紙だと考えている。重要なレギュレーション変更になるようだ」

「我々が議論していることのひとつは、もう少し注意深くなる必要があるということだ。もしあまりにも早い時期にレギュレーションを公開すれば、かなりのチームが小規模チームよりも早い時期からリソースを導入する」

「完全なレギュレーションを発表するにはいつが適切なのかというバランスを見つけるべきだ」

「マシンはよりシンプルになるだろうと私は考えている。必然的に、それを正しく理解するチームとそうでないチームがが出てくるだろう」

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