シューマッハーのドキュメンタリーは12月にドイツ語圏で公開。元F1最高責任者エクレストンも近況を語る

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2019年06月05日 16:51  AUTOSPORT web

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2012年F1第20戦ブラジルGP ミハエル・シューマッハー(メルセデス)
7度のF1タイトルを獲得したミハエル・シューマッハーのドキュメンタリーが、12月5日にドイツ語圏で公開されることが明らかになった。

 ミハエルは、2013年12月29日にスキー事故で頭部に重傷を負った。それ以降、彼の家族はミハエルをスイスにある私設クリニックに隠遁させており、ミハエルの情報を公表することを断固として拒否している。

 しかし先月、ミハエルのドキュメンタリーが制作される予定だということが明らかになった。妻のコリーナをはじめとする家族全員からの完全な支持を得ているこのドキュメンタリーは、類まれなミハエルの人生とレーシングキャリア、およびスキー事故の詳細を描き出すことになる。

 このドキュメンタリーは、12月5日にドイツ語圏の国々での放映が予定されている。他にどの国や言語でドキュメンタリーが放映されるかについてはまだ決まっていない。

 ドキュメンタリーでは、元F1最高責任者のバーニー・エクレストンが50歳になったシューマッハーについて、「今の時点で、彼は我々と同じ状態にはない。だが調子が良い時は、彼はすべての質問に答えることができる」と語っている。

 このコメントは、ミハエルが今も回復途上にあることを示しているのかもしれない。だがドキュメンタリーのなかで、彼の状態のさらなる詳細が語られるのかについては、時を待たねばならないだろう。

 また現在FIA-F2に参戦している息子のミックは、父親について話すことはあるが、それはレースや一般的な話題に限られている。ミックは、彼の父親の現在の状態について言及したことはない。

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