バカリズム原作・脚本・主演『架空OL日記』映画化決定 「普通に生活している様子を見せられたら」

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2019年06月07日 11:21  リアルサウンド

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 バカリズムが原作・脚本・主演を務めた2017年放送の連続ドラマ『架空OL日記』(日本テレビ系)が、映画化されることが決定した。


参考:バカリズム、ドラマ脚本家として大成 日テレ朝ドラ『生田家の朝』にみる観察眼の鋭さ


 原作は、バカリズムが2006年から3年の月日をかけ、銀行勤めのOLのフリをしてネット上にこっそり綴っていたブログを書籍化した『架空OL日記』(小学館文庫 全2巻)。2017年にドラマ化された際には、OLたちの“あるある”を描き、多くの女性の支持を獲得した。


 バカリズムが本人そのままの姿でOLに扮していることも話題になり、優秀番組・個人・団体を顕彰する、第55回ギャラクシー賞にて奨励賞を受賞した。脚本を担当したバカリズムは、同ギャラクシー賞特別賞も受賞。さらに、優れた脚本家に贈られる第36回向田邦子賞も受賞した。


 映画化決定にともない、原作・脚本・主演を務めるバカリズム、住田崇監督、プロデューサーの古島裕己(読売テレビ)、伊藤太一(AOI Pro.)より下記のコメントが寄せられた。


■バカリズム(原作・脚本・主演)コメント
●映画化決定について
そのうちやれるとは思っていましたが、率直な気持ちとしては、嬉しいです。その一言ですね。


●劇場版の脚本を執筆する上で気をつけたこと
特には、無いですね。逆に、映画だからといって変えることないようにしました。 ドラマ版と同じ世界で、その世界が壊れないように。 ドラマ版を見ていた人もすんなりと作品に入れるように心がけました。


●劇場版ならではの見どころ
ドラマ版と一緒で、これといった事件は起きないのですが、見る人が心地好く、ずっと見ていられる作品だと思います。


●撮影に向けての意気込み
正直意気込むようなタイプの作品では無いのかなと思っています。 意気込むと、リアルでは無くなってしまうので、普通に生活している様子を見せられたら、と思っています。


■住田崇(監督)コメント
●映画化について
深夜ドラマでひっそり好きなことをやろうからスタートしたのが映画化なんて凄く嬉しいです。


●バカリズムと撮影を再びすることについて
バカリズム脚本史上、一番クレージーな作品かと。そのクレイジーさを丁寧に紡ぎたいです。


●ドラマ版との違い、映画ならではの見どころ
ここで大々的にドカーンとぶち上げれればいいんですが……正直ありません(笑)。ドラマ同様、淡々とOL生活を描きます。ただ面白いです。 そして新キャラクターも登場しますのでご期待ください。


●撮影に向けての意気込み
気負わず、楽しく、努めます。


■古島裕己/伊藤太一(プロデューサー)コメント
●映画化に踏み切った理由
古島:素敵な作品をもう一度、皆さんにお届けできたらという気持ちだけです。
伊藤:続編をずっとやりたいと思っていましたが、まさか映画にできるとは!と驚いています。


●ドラマ版との違い、映画ならではの見どころ
古島:多くの人と一緒に映画館で観ていただくことで、より『架空OL日記』の世界観につかって幸せを感じていただければと思います。
伊藤:ドラマ版の世界観はそのままに、ニヤニヤがさらに止まりません。


●撮影に向けての意気込み
古島:『架空OL日記』が映画になるという幸せをかみしめながら、撮影できればと思います。
伊藤:本番中、笑い声を堪えるのが大変ですが、、頑張ります。


(リアルサウンド編集部)


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