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『集団左遷!!』三上博史、眼光と声ににじみ出る“トレンディ俳優”の貫禄 敵役として強烈な個性を放つ

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2019年06月09日 06:11  リアルサウンド

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 4月クールのドラマが最終回に向けそれぞれ佳境に突入している。そんな中、注目したいのが、テレビドラマ全盛期とも言える80年代から90年代にかけてトレンディドラマで活躍した50代の俳優たちである。


 まず、第2章に突入し盛り上がる福山雅治主演の日曜劇場『集団左遷!!』(TBS系)で、福山演じる主人公・片岡の前に立ちふさがる専務・横山を演じている三上博史。


 『君が嘘をついた』(1988年)、『世界で一番君が好き!』(1990年)、『あなただけ見えない』(1992年)、『チャンス!』(1993年)と、フジテレビの連続ドラマで立て続けに主演を務めた三上だが、もともとは寺山修司監督の映画『草迷宮』(1979年)でデビューした筋金入りのアングラ出身。銀行という組織を守るためには手段を選ばない横山の“狂気”を、その鋭い眼光と張りのある声で見事に表現しており、主演の福山と対峙するシーンは毎回息を飲む迫力だ。


 二階堂ふみ主演の『ストロベリーナイト・サーガ』(フジテレビ系)で、二階堂演じる姫川玲子に対しやたらと当たりのキツい先輩刑事・ガンテツを演じている江口洋介(51)。彼もまた一世を風靡したフジテレビの大ヒットドラマ『愛という名のもとに』(1992年)『ひとつ屋根の下』(1993年、1997年)で俳優としての地位を確固たるものにした。大ヒット上映中の映画『コンフィデンスマンJP-ロマンス編-』でも日本のゴッドファーザー・赤星栄介役を演じ、長澤まさみをはじめとするメインキャストたちを圧倒している。


 ほかにも、昨年秋クールの『SUITS/スーツ』(フジテレビ系)で、織田裕二(51)と鈴木保奈美(52)が『東京ラブストーリー』(1991年・フジテレビ系)以来、実に27年ぶりの共演を果たして話題になったことも記憶に新しい。リカとカンチのツーショットにしみじみしたアラフォー&アラフィフもきっと多かったはずである。また、現在放送中の『科捜研の女』(テレビ朝日系)では風間トオル(56)が沢口靖子演じる主人公・榊マリコを支える同僚・宇佐美裕也役でレギュラー出演中だ。


 そして、7月13日からスタートする『ボイス 110緊急指令室』(日本テレビ系)の主演を務めるのは唐沢寿明(56)。江口と共演した『愛という名のもとに』をはじめ、福山と共演した『ホームワーク』(1992年・TBS系)も記憶に残る恋愛ドラマだ。唐沢の妻である山口智子(54)も、現在放送中の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)でヒロイン・なつ(広瀬すず)を見守るおでん屋の女将・岸川亜矢美役を好演している。


 今さら言うまでもないが、主役が輝くためには、強烈な個性を放つ敵役が必要不可欠である。かつて数多くのドラマにおいて華やかで切ない恋愛模様を繰り広げた彼らが、主役の座を次の世代に譲りつつも貴重な存在として物語を盛り上げてくれていることは感慨深い。


 そんな“もう一人の主役”と言っても過言ではない彼らに着目して見れば、ドラマをより一層楽しめることは間違いない。いつの日か彼らが一堂に顔をそろえて暴れまくる(暴れなくても良いが)、壮大なトレンディドラマ版『エクスペンダブルズ』が見たい。(文=中村裕一)


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