水溜りボンドに元ぼくりり=たなか電撃加入!? ゆゆうた、YPらも巻き込んだ「猿でもわかる」MVが公開に

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2019年06月09日 12:02  リアルサウンド

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 水溜りボンドが、6月8日に動画「新メンバーが入ることになりました」を公開した。


(参考:人々を魅了する「水溜りボンド」という実験ーー『Quick Japan』特集に寄せて


 こちらの動画では、2018年11月に初の1000万回再生を受けて作られた動画「相方が突然「お猿さん」になっちゃうドッキリwwwwwww」から、ファンの間で密かな人気を誇る“猿(カンタ・キイチ)”についてのトークでスタート。トミーが「猿ポーチ(109)もかなり増えた」と先日SHIBUYA 109で展開されたポップアップストアの話題も出しつつ(再販もスタート中)、猿に楽曲提供してくれるアーティストが出てきたことを明かした。


 なんと、そのアーティストとは「ぼくのりりっくのぼうよみ」を辞職した「たなか」。さらに、トミーから「猿のミュージックビデオを撮ってほしいんですよ。お前の作ったMVが水溜りのチャンネルに載るのが夢だから」とカンタ(猿ではない)にMV制作を依頼。カンタは25歳の映像作家の友人であり、MIYAVIやKREVA、三浦大知などのMVも手掛けるYPに協力を打診し、快諾を得た。YPは「猿もちゃんとかっこいい方がいいんじゃない?」と、ダンスをすることを提案。これを受け、猿はオリエンタル・コンテンポラリーダンサーPadmaに1週間コンテンポラリーダンスを習ったうえでレコーディングとMV撮影に臨むこととなった。


 その後、動画では某ドキュメンタリー番組風にレコーディング時の様子を紹介。たなかの提供した楽曲を歌う際、猿は「バカ難しいでしょ。何て曲作ってるんですか!」とクレームを入れるが、たなかは「飲み込みが早すぎてめちゃくちゃいいです。全てをわかりすぎている」と絶賛。トミーも「今まで見たお前の中で一番ダサいけど一番かっこいいよ」と褒め称え、レコーディングは無事に終了した。


 そして、6月9日にはいよいよMV「猿でもわかる」が公開となった。


 なぜか地下駐車場で踊るボロボロの猿(米津玄師「Flamingo」のオマージュだと思われる)の姿から映像は始まる。たなかとケンカイヨシ(Loyly Lewis)の手によって作られた楽曲は、佐々木秀尚(有形ランペイジ)による歪んだギターが特徴的なトラックとともに、緩やかながら強烈なデジタルロックに仕上がっている。レコーディング時にはどうなるかと思っていたがなり声は、ボーカルエフェクトで切迫した雰囲気に加工されており、楽曲の格好良さをさらに引き立てるものとなっていた。


 また、MVの終盤で登場するビルの屋上については、カンタが「撮影場所はロケットサイダーと一緒です」とツイートしているように、先日活動休止を発表したパオパオチャンネルによる「ロケットサイダー 踊ってみた」動画の撮影された場所だ。ちなみにここではカンタと小豆がパロディ的な動画を撮影・アップしており、その文脈上の動画でもあり、彼なりにパオパオチャンネルの2人に送ったエールでもあるのだろう。


 そしてそんな格好良いMVとあわせて、ゆゆうたのチャンネルでは「猿でもわかる」の「【Unofficial Music Video】」が公開された。こちらでは、いつものゆゆうたの部屋で、彼とたなかと猿(カンタ)が「猿でもわかる」を歌い上げるコミカルでシュールな映像に仕上がっている。途中で楽曲は水溜りボンドの動画でおなじみ「cat life」に、たっくーTVれいでぃおが勝手に歌詞をつけたものに変わっているが、本人のカンタ愛とは裏腹に、今回の動画に彼は出演していない。そんなたっくーの恨み節も含めて今回の動画を楽しんでみるのもいいだろう。


(向原康太)


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