竹内由恵アナ、インタビューした“やり投ガール”北口榛花選手は「コロコロ笑い、明るい気分にさせてくれる人」

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2019年06月16日 19:01  Techinsight Japan

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竹内由恵アナと北口榛花選手(画像は『竹内由恵(公式) 2019年6月11日付Instagram「今夜の報道ステーションでは、やり投の北口榛花選手のインタビューを放送します。」』のスクリーンショット)
大阪市・ヤンマースタジアム長居で5月6日に開催された『第6回木南道孝記念陸上競技大会』の女子やり投で、北口榛花選手(日本大)が「64m36」の日本新記録を出した。試合後に北口選手人生初の記者会見をテレビ朝日の竹内由恵アナウンサーも取材しており、その2週間後には単独インタビューを行った。

6月11日放送の『報道ステーション』スポーツコーナーでは、そのインタビューを交えながら北口榛花選手を特集した。

人生初の記者会見で「試合より緊張していて、とてもフワフワしています」と緊張しつつも、笑顔を絶やさない北口選手。彼女が仲間たちと練習するところを見学した竹内由恵アナは、とにかく「スマイル」を絶やさず楽しそうな姿が印象に残ったという。

北口選手はそれを聞いて、小さい頃から母親に「笑顔は幸せや幸運、良いことを呼び寄せるから笑顔を絶やさないようにしたほうがいいよ」と言われてずっと笑顔を心掛けていると明かした。

子どもの頃から水泳やバドミントンで全国大会に出場するほどの活躍を見せた北口選手は、後にバドミントン日本代表となる山口茜選手と対戦したこともあるそうだ。

「その当時から山口選手は有名だったので、私のなかでは思い出に残ってる試合です」という彼女に竹内アナが「その試合の結果は?」と聞いたところ、「完敗でした、アハハハ」と爽やかな笑顔で返ってきた。

そんな北口選手は高校で陸上部顧問からやり投を勧められて頭角を現し、2年生でインターハイ優勝、3年生で世界ユース優勝と快挙を成す。

ところが大学に入って大きな壁にぶち当たり不振が続く。彼女はインタビューで「低迷期だった。この2年間ずっと試合が終わったら泣いて帰ってきて、インタビューで記者の皆さんに慰められる日々が続いた」と明かす。

そんな時、チェコのダヴィッド・セケラークコーチと出会ったことで「今しかない」と思い立ち、チェコへ渡り合宿に参加したのが今年の2月だ。1か月の合宿で徹底的に助走を鍛え直した彼女は手応えを感じて帰国すると、やがて5月6日に日本新記録を叩きだしたのである。低迷期には消えていた「スマイル」も戻った。

今後の目標を聞いたところ「東京五輪は身近な方々が現地で見てくださると思うので、日本人初のメダルを獲得したい」とこれまでの恩を忘れない北口榛花選手だった。

竹内由恵アナが11日の『報ステ』オンエア前に、インスタで「飛躍の要因は自ら一歩降り出したことでした。楽しそうにコロコロ笑い、一緒にいると明るい気分にさせてくれる人でした」とインタビューを振り返ったところ、フォロワーから「いやー明るい事は良い事です 由恵ちゃんも明るく笑顔が素敵ですよ 今日も笑顔で頑張ってください」などの反響があった。

画像は『竹内由恵(公式) 2019年6月11日付Instagram「今夜の報道ステーションでは、やり投の北口榛花選手のインタビューを放送します。」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)
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