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闇営業はカラテカ入江を切る絶好の機会だった?彼がのめり込んだ裏ビジネスと吉本の思惑

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2019年06月20日 12:01  Business Journal

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写真振り込め詐欺グループの忘年会でパフォーマンスをする宮迫博之ら
振り込め詐欺グループの忘年会でパフォーマンスをする宮迫博之ら

 山里亮太と蒼井優の結婚報道で日本全土が温かいムードに包まれた直後、お笑い芸人による、まるで対照的な“黒い交際”のニュースが日本全国を駆け巡った。6月7日発売の「FRIDAY」(講談社)がスクープした、カラテカ入江慎也による「反社会的勢力との闇営業疑惑」である。


 その内容とは、2014年12月に開かれた大規模詐欺グループの忘年会に、雨上がり決死隊の宮迫博之、ロンドンブーツ1号2号の田村亮らが出席したというもの。その間を取り持ったとして、入江はすでによしもとクリエイティブ・エージェンシーを解雇。宮迫や田村亮ら人気芸人も「金銭は受け取っていない」としつつも、SNSやラジオで謝罪することとなった。


 続く6月14日発売の「FRIDAY」誌上でも、同じ詐欺グループを率いる首謀者の誕生日会に入江やムーディ勝山、くまだまさしらお笑い芸人たちが参加していたことが、写真とともに掲載された。さらに6月18日発売の「FLASH」(光文社)では、「ノーギャラだったというのは嘘。宮迫さんは100万円を受け取ったはず」といった趣旨の関係者証言も報じられている。


 では、それでも芸人らは「反社会的勢力だとは知らなかった」という通り一遍の説明でうやむやにしてしまうのだろうか? お笑い業界に詳しいある放送作家は、次のように語る。

「入江さんは今回の件の“窓口役”ですし、お金も受け取っていたはずですから、『ヤバい筋の人だと知らなかった』というのはちょっと考えにくい。ただ、そのパーティーに呼ばれた芸人たちは、本当に知らなかったかもしれないです。


 たとえば宮迫さんや田村亮さんは『金銭は受け取ってない』と強調していますが、実際、彼らぐらいのキャリアがあって、わざわざ闇営業のギャラほしさに忘年会に出席したとは考えづらい。酒の勢いでパーティーに参加したというのが実際のところではないかと僕は思いますけどね。また、2014年末といえば、入江さんが『イリエコネクション』という会社を立ち上げようと奔走していた時期と重なります。そんな話を聞いて、おれらもひと肌脱ごうと、先輩芸人らが加勢したとも考えられます。


 今回の件で、ほかにも動画ネタや金銭授与の証拠が隠されているなら、吉本興業は先回りにして、宮迫さんたちですら解雇してますよ。だって、あの島田紳助さんですら切ったわけですから(島田は2011年に芸能界を引退)。それぐらい、今や大企業となった吉本興業は黒社会と一線を引くことにこだわっているんです。宮迫さんや亮さんは確かに売れっ子ですが、彼らをクビにしても、その穴を埋められる芸人はほかにもゴロゴロいる。そういう観点から見ても、宮迫さんらは本当に“知らなかった”可能性が高く闇営業の常習性も低いと判断され、今回は厳重注意のみとなったのではないでしょうか。


 しかし、入江さんは脇が甘すぎた。詐欺グループだと知らないわけがないし、そんな場所に事務所を通さず芸人仲間を連れて行き、写真を撮られまくってたわけですから、今まで明るみに出なかったほうが奇跡ですよ。とはいえ、入江さん経由でパーティーやら忘年会で闇営業をしていた芸人はほかにもたくさんいますから、彼らはいつそれが明るみに出るんじゃないかと、戦々恐々としてるそうですよ」


●入江を切る絶好のタイミングだった


 同じく闇営業をしていたという芸人・楽しんごは、3月末によしもとクリエイティブ・エージェンシーを解雇済み。入江事件から広まった一連の闇営業問題に対し、「闇営業なんてみんなやってるわ!」とSNSで声を荒げてみせた。では実際問題、闇営業というものはそこまで広く行われているものなのか? 吉本興業に近いあるスタッフはこう話す。


「パーティーでの余興だけでなく、どこぞの社長との会食終わりにタクシー代をもらう、セレブの誕生日会に参加して謝礼をもらうなど、広い意味での闇営業には、多くの芸人が関与しているのは間違いない事実。特に吉本所属の芸人が圧倒的に多いのですが、それは、よく知られている通り、吉本の若手芸人は給料だけではとても食べていけないから。吉本の場合、ひとりのマネージャーが30人ほどの若手を担当することさえ珍しくないので、マネージャーが担当芸人のすべてを熱心に売り込んでくれる可能性など極めて低く、となれば若手自らが仕事を取ってくるケースのほうが多い。そのため、事務所を通すのがバカらしくなってくるのも当然で、そこにイリエコネクションを立ち上げた入江という先輩がいたら、頼ってしまうのも仕方ないと僕は思います。


 年商1億円ともいわれたイリエコネクションは、企業PRやコンサルがメインの会社で、当然ながら夜の付き合いも多かったと聞きます。そして、彼が武器としていた“人脈”をより広げるべく、自分の後輩を闇営業で使い、そして先輩をも巻き込んだ。彼が得意とする社長人脈に芸人人脈を絡ませ、利益を得る……入江さんはある意味、誰も損しないマッチングビジネスだと勘違いしてたんでしょうね。しかし吉本内にも、若手に平気で闇営業を斡旋するイリエコネクションをよく思ってない人間がいて、今回の一件は入江さんを切る絶好のタイミングだったのかもしれません」


●ナダルが告白した闇営業


 でははたして、この騒動はいつまで続くのか? 前出の放送作家は次のように語る。


「中途半端な芸人の闇営業スクープならまだまだ出てくるかもしれませんが、売れてる人は警戒心が強いため、今回ほどわかりやすい写真は、これ以上は出てこないのではないでしょうか。しかし、こういった事件があると、吉本の芸人はたいてい全員が本社に集められ、コンプライアンスを叩き込む座学研修を受けさせられる。今後、おそらく闇営業は禁止になり、取り締まりも厳しくなるでしょう。


 コロコロチキチキペッパーズのナダルなどは、仕事は多いもののまだ単価が安いためか、闇営業を率先してやっていることを、今回の事件が発覚する直前の『水曜日のダウンタウン』で明かし、事件発覚後に話題になっていましたよね。実際この事件が起こるまでは、闇営業というワードはテレビでもネタ的に使われていましたが、今後はテレビでもNGワードとなりそうです。


ただ、反社会的勢力とつながりを持つのは言語道断ですが、普通の企業や真っ当な社長さんとの、お付き合いのなかでの直営業でさえも、会社を通さないという意味では“闇営業”とされてしまう。そうした仕事のすべてを闇営業として禁止にされてしまうと、食っていけない若手芸人にとってはきついでしょうね」


 若手芸人たちの生活を支えてきたという側面もある「闇営業」。所属事務所が決めた守るべきルールとはいえ、今回の一件でお笑い界がより息苦しくなるのは間違いないようだ。
(文=藤原三星)


●藤原三星(ふじわら・さんせい)
ドラマ評論家・コメンテーター・脚本家・コピーライターなど、エンタメ業界に潜伏すること15年。独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を中心に量産中。<twitter:@samsungfujiwara>


このニュースに関するつぶやき

  • ☆闇営業はカラテカ入江を切る絶好の機会だった?彼がのめり込んだ裏ビジネスと吉本の思惑 吉本の裏に何ぞ闇が関わっとると過程したら…今回の“古傷”は闇同士の代理戦争とも捉えられたり。 何故に4,5年経った今頃に至って、ゲスなオッサン雑誌各社に持ち込まれたのか?
    • イイネ!1
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