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「“MVの人たちがステージに現れた”という感覚」 グランジ遠山大輔が語る「黒い羊」武道館パフォと欅坂46愛【後編】

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2019年06月23日 11:52  ねとらぼ

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ねとらぼ

写真お願いしてもいないのに私物の“おでんペンライト”を持ってきた遠山さんと、頼んでいないのに私物の“アニラタオル”を持ってきたSKM21メンバー。最高かよ
お願いしてもいないのに私物の“おでんペンライト”を持ってきた遠山さんと、頼んでいないのに私物の“アニラタオル”を持ってきたSKM21メンバー。最高かよ

 「欅坂46」と聞いてあなたはどんなイメージを抱きますか――。既存のアイドル像をなぞらず、独自路線を貫く彼女たちはなぜ注目され、さまざまな評価を受けるのか。10代から圧倒的な支持を集めるラジオ「SCHOOL OF LOCK!(SOL)」の2代目校長「とーやま校長」として知られ、大の欅坂46ファンでもあるグランジの遠山大輔さんに“腹を割った話”を聞きました。前編・中編・後編の3記事・1万6000字の特集で“欅坂愛”をお届けします。



【画像で見る:遠山大輔が色紙に書いたあの歌詞】



●はんにゃ金田が気付いた2期生のすごさ



――2期生の話題が出ましたが、アニラで2期生のパフォーマンスを実際に見てみて、いかがでしたか。



遠山:これもブログにも書いたんですが、最初は2期生の皆さんに対して「相当茨の道だな」と思っていました。2年も3年も必死に食らいついてやってきた1期生メンバーがここまで登ってきたところに入っていくのは無理だろうと。でも大阪公演を見て、俺は一体何を言っていたんだと反省しましたね。本当にめちゃくちゃかっこよかったんですよ、2期生の皆さんが。



 もちろん1期生の皆さんも2期生の横にも前にも後ろにもいるんですが、気持ちの面でもパフォーマンスも1つになっているなと思いました。パフォーマンスをするごとに進化していって、同じことをし続けることを良しとしないであろう欅坂46にとって2期生の加入はすばらしいことだと思いました。



――武道館公演終わりは一緒に東京公演を見られたナスカさんたちとお食事されたんですよね。



遠山:そうです。ライブ直後にドライ部の収録をTOKYO FMでやって、そのあとナスカのお2人とTOKYO FMのメンバーとでちょっと飲みに行こうということになってたんですが、そこにはんにゃの金田哲も来たんですよ。金田とはNHK・民放連共同ラジオキャンペーン「このラジオがヤバい」も一緒にやっていたんですが、番組内でわちゃわちゃしたこともあって、まず金田の謝罪からスタートしましたけど(笑)。



 でもその席で金田から聞いた話でなるほどな、って思うことがありまして。金田はNHK-FMで「ゆうがたパラダイス」っていうラジオ番組をやっているので、毎週欅坂46のメンバー2人とランダムで会っているんです。それもあってか、金田はライブを見るときに本当に全体を見ているらしいんです。



 金田はもともと「ももいろクローバーZ」のファンで、恐らく“モノノフ”として身に付いた技術だと思うんですが、個人が好きっていうよりは、グループ全体が好きらしいんですよ。そのうえでさらに「この曲ではこの人がすごい」っていう感じで、曲ごとに視点を変える能力も持っているみたいで、俺やTOKYO FMのスタッフが気付いていないポイントにも気付けていてすごいなと思いました。



――すごいですね。私たちなんで双眼鏡でロックオンした棒立ち地蔵状態でライブ見ちゃっているので、全体を見られるっていうのはうらやましいです。金田さんのお話ですごいなと思ったポイントをぜひ詳しく教えてください。



遠山:俺もグループ全体を見ようと思っているんですが、やっぱりラジオをやっているからなのか、欅坂46に限らず「出演者さんは運命共同体」と思ってしまうというか、「リスナーの皆さんに大切な曲を届けてくださってありがとうございます!」という思いが根底にあるので、共演者を中心に見てしまう癖があるんですよ。でも金田はそうじゃないと聞いて純粋にすごいなぁと思いました。



 すごいなと思ったのは2期生についての質問で「印象に残った子は?」と聞いたら金田は「藤吉夏鈴さんが尋常じゃなかった」と。金田いわく「ゾーンに入っていた」とのことで、後日報道写真を見たら藤吉さんがバッキバキな姿が写っていて、「金田に教わって悔しかったな」と思いました(笑)。



●武道館公演で圧倒的なインパクトを放った「黒い羊」



――藤吉さん、確かにダンスがすごかった印象があります。遠山さんは東京公演を象徴する1曲は何だったと思いますか。



遠山:それはもう「黒い羊」ですね。「アンビバレント」終わりで客電がつかなくて、「あれ、なんか来るぞ……?」という感じではあったんですが、いきなりスクリーンに「これは見たことのある構図だな」「赤い彼岸花らしきお花が敷き詰められているところに横たわる平手友梨奈」という映像が映し出されて。メンバーが入ってきて客席がざわざわしだして、そこにSEの「ざわざわ」も加わって、「来る。本当に来る」っていう感じで始まったのまでは覚えているんですけど、正直そこからハッキリした記憶がないんですよね。



 覚えているのは、「メンバーがMVの衣装を着てやってきた」という感じではなくて、「MVに出演していた人たちがステージに現れた」っていう感覚です。友梨奈ちゃんじゃなくて“僕”だったし、踊りも全員でそろえているっていうよりは「そろっちゃってる」というか。



 「全部僕のせいだ」も「来るぞ」っていう感じで覚悟していたのですが、「全部」のところはすごくかすれた声で。でも涙を浮かべながら表現している“あの子”だったら、確かにあぁいう声になっちゃうだろうなって思いましたし。とにかくMVから抜け出てきたみたいでした。



 あと最後に彼岸花を受け取った小林由依さんが、「もうこれを投げてやろうか」っていうような表情を見せていて、でもそれをグッとこらえて引き寄せるという葛藤した姿を見せていたのは印象的でした。



 勝手な解釈ですが、最後の舞台セットの砂時計に彼岸花を手向けるっていうのは、肉体はいつか滅びるときが来るけれども、魂は生き続けるし、受け継がれていく――っていうことなのかなと理解しました。だから最後に友梨奈ちゃんこと、“僕=あの子”が涙を一筋流したのは、“うれしい涙”なのかなと感じました。



――最後に大阪-東京の両公演を通じて感じたことを教えてください。



遠山:これはまず大阪だけが決まっていたからあの明るい演出・セトリになって、そのあとに武道館が決まったから対となる構成・演出にしようということなのか。元から武道館も決まっていて、西と東で1つにしようとなっていたのか。そこがどういう流れでああなったのかがすごく気になっています。やっぱり後の方にあのセトリを持ってきたってことはやっぱり、そっちが欅坂46の神髄なのかな。とかいろいろとあらためて考えさせられましたね。



 でも本当にね、言葉にして伝えられないんですよねこの感情。「今まで見たことのないものを見た」って、こういうことなんでしょうね。アニラを終えた今、とにかく「これから欅坂46がどうなっていくのだろう」と楽しみな気持ちしかありません。そして最後に一言言わせてください!



――どうぞ!



遠山:運営の今野さ〜ん! 円盤化の件、引き続きお待ちしていますんで、よろしくお願いしま〜す……!



●取材後記



 最強の欅坂46ファンとの呼び声高い遠山さん。忙しいお仕事の合間を縫って、なんと4.5時間もの間欅坂46への思いを語ってくださいました。



 そんな遠山さんにお話をうかがうたびに、新たな魅力に気付けたり、発見があったりと欅坂46がもっともっと好きになっていく感覚がありました。そしてこんなに熱い人と同じグループを応援できていること自体が素敵だなと感じました。今後もSKM21では欅坂46に関する取材・記事執筆を続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします! そして全国の欅ヲタのみなさん、今年の夏は“共和国で会いましょう”……!


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