イギリスツーリングカー『BTCC』、2020年のシルバーストン戦でF1レイアウト採用へ

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2019年06月24日 12:31  AUTOSPORT web

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世界のモータースポーツ・カテゴリーに先駆けて、2020年カレンダーを発表したBTCC
2020年のBTCCイギリス・ツーリングカー選手権カレンダーが早くも承認され、来季は15年ぶりとなるドニントンパークでの開幕が決定。さらにシリーズ初開催の新レイアウトのトラックも導入され、年2回となったシルバーストン戦のうち9月の1戦は、F1と同様のインターナショナル・レイアウトでの開催がアナウンスされた。

 2019年と同様、シリーズスポンサーに英国タイヤ量販店チェーンのKwik Fit(クイックフィット)を迎える2020年BTCCシーズンは、これまで長年にわたってオープニングを務めてきたブランズハッチ・インディに代わって、15年ぶりにドニントンパークでの開幕戦に変更された。

 さらに、2019年のBTCCオーガナイザー会議で合意された「複数のサーキットによる持ち回りで、1シーズン2回以上のイベント開催を実現する」との決議に従い、シルバーストンがその2イベント開催のホストとなり、新たに4月の第3戦と9月の第9戦のスロットに収まった。

 その最初のラウンドとなる第3戦はショート版の“ナショナル・レイアウト”となり、続く最終戦前となる9月の2回目では、F1と同様のインターナショナル・レイアウトを採用。シルバーストンとしても2011年改修の“ウイング・コンプレックス”完成以来、BTCCでは初の運用となる。

 これにより、2019年まで年2回開催だったスラクストンは5月の1戦のみに戻り、第5戦オールトンパークでシーズン前半戦が終了。



 約1カ月半のサマーブレイクを経てスネッタートンから後半戦に入るシーズンは、2019年までの6月開催から8月真夏の1戦に変更されたクロフト、そしてノックヒルを経てシルバーストンの初開催レイアウトへ。そして10月の最終戦は伝統のブランズハッチ、GPレイアウトで締めくくられる。

 6月16日にイギリスITV4の生放送でこのアナウンスを実施したBTCC最高経営責任者(CEO)でもあるアラン・ゴウは「この新鮮な2020年カレンダーをアナウンスできて本当にうれしく思う」と期待を込めた。

「ご覧のとおり、2020年はBTCCにとって少し異なる戦いをもたらす可能性がある、エキサイティングなカレンダー構成になった。こうしていつもどおり、我々が自信を持って早めの来季カレンダーを発表することで、イギリスのモータースポーツ界もそのスケジュールに対応した計画策定が可能になるだろう」

■BTCCイギリス・ツーリングカー選手権2020年カレンダー
Rd.DayCircuit(Layout)13月28〜29日ドニントンパーク(ナショナル)24月11〜12日ブランズハッチ(インディ)34月25〜26日シルバーストン(ナショナル)45月16〜17日スラクストン56月13〜14日オールトンパーク67月25〜26日スネッタートン78月15〜16日クロフト88月29〜30日ノックヒル99月26〜27日シルバーストン(インターナショナル)1010月10〜11日ブランズハッチ(グランプリ)

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