「オーストリアGPではフランス以上にタイヤマネジメントが難しくなる」。ルノーF1ボス、ブリスターを警戒

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2019年06月28日 09:01  AUTOSPORT web

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F1フランスGPでのヒュルケンベルグとリカルド
タイヤのブリスターに注意すること。今週末のF1オーストリアGPにおいてそれが非常に重要になると、ルノーF1のシャシーテクニカルディレクターを務めるニック・チェスターは考えている。

「昨年(2018年)のように、オーストリアではタイヤが焦点を当てるべきポイントになるだろう」とチェスターは語った。

「フランスでもブリスターが発生した。そしてシュピールベルクはタイヤマネジメントがより難しいコースだ。今週末は大変暑くなりそうで、ブリスターが発生する可能性がある。金曜日のロングランで注意を払うつもりだ。またこのコースにはいくつか大きな縁石もあり、これらは当然マシンの妨げになるだろう」

「コースは標高約700メートルに位置する」とチェスターは付け加えた。

「最近のレースと比べると、ブレーキとエンジンの両方にとって少々厳しい状況だ。およそ64秒と今季最短の周回コースになるが、その長さに関わらず、適切に対処するのがトリッキーな場所だ。パワーが重要となる極めて長いストレートが3カ所あるため、周回の大部分を全開で走行することになる。低速コーナーが1カ所あるが、その他は中速から高速で、適切なバランスを探り出すことが課題となる」

 フランスGPではマシンのアップグレードはうまく機能したのだろうか。そして、そのアップグレードは今週末も使われるのだろうか。

「新しいパーツについて学ぶのには少し時間がかかる」とチェスター。

「多くのパーツは良く機能しており、オーストリアでもこれらのものを使用する予定だ。連戦は常に挑戦となる。マシンの大部分は、フランスで走らせたものとほぼ同じものになるだろう」

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