日本語の提灯や漬物製造機も!? 『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』月面基地コンセプトアート

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2019年07月02日 15:01  リアルサウンド

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『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』(c)2019 Iron Sky Universe, 27 Fiims Production, Potemkino. All rights reserved.

 7月12日公開される映画『アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲』より、コンセプトアートが公開された。


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 本作は、月の裏側にナチスが秘密基地を建設し、人類を侵略するという規格外の設定で観客の度肝を抜いた2012公開の映画『アイアン・スカイ』の続編。ファンから1億円ものカンパが集まり映画製作にこぎつけ、ブラックユーモアあふれる内容、そして迫力のバトルシーンが話題となった。今回も1.5億円という大金がファンからのカンパで集まった。


 人類は月面ナチスとの戦いに勝利するも、核戦争で自滅し、地球は荒廃してしまった。それから30年後、人々はナチスが月面に作っていた基地で生き延びていたがエネルギーが枯渇し、絶滅の危機を迎えていた。主人公オビは荒廃した地球の深部に新たなエネルギー源があることを知り、人類を救うため、誰も足を踏み入れたことのない“ロスト・ワールド”へと旅立つ。しかし、そこはナチス・ヒトラーと結託した秘密結社ヴリル協会が君臨する世界だった。ヤツらは人類滅亡を企て、恐竜とともに地底から攻めてくる。


 公開されたのは、前作『アイアン・スカイ』のラストで荒廃してしまった地球を捨てた人類が暮らしている月面基地のコンセプトアート4点。宇宙船の断面図では、無数のモニターが並ぶ空間の中心部には螺旋階段がそびえ立っている。基地の住人達が集まる広場では、薄暗い空間に、拡大してよく見て見ると「やきとり」と日本語で書かれた提灯が3つ確認できる。


 本作の鍵となりそうな、月面基地内で勢力を増す“ジョブズ教”の教会のミサの様子では、紫の床と鮮やかな緑のライトが目を引き、中心に立つスティーブ・ジョブズ風の男と、半顔が昔の顔、半顔が現在の顔のスティーブ・ジョブズが顎に手を当てニヤリとするパネルが写し出されている。4点目は、ドイツの国民食ザワークラウト(キャベツの漬物)の製造機。コインを入れると下部からザワークラウトが出てくる仕組みなのだろうか。(リアルサウンド編集部)


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