藤原竜也、12時間ずっと雨に打たれるも「拍手のひとつもない!」とぼやく

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2019年07月05日 15:52  Techinsight Japan

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映画『Diner ダイナー』初日舞台挨拶に登壇した藤原竜也
映画『Diner ダイナー』初日舞台挨拶が5日に都内で開催され、主演の藤原竜也、ヒロインの玉城ティナをはじめ、窪田正孝、本郷奏多、武田真治、真矢ミキ、奥田瑛二、そして蜷川実花監督が出席した。藤原や蜷川監督も顔ぶれを見て「濃いメンバー」と口を揃えた登壇者たち。撮影裏話をトークしたり、明後日の七夕にちなんで短冊にぶっとんだ願い事をそれぞれ書いて披露した。

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同日より公開された『Diner ダイナー』をたった今鑑賞し終えた観客の前に登場したキャストと監督。武田真治が「こんにちは!」と客席に呼びかけ、「まだ元気がないようなので皆さんスクワットしますか?」と笑わせる。映像化不可能と言われた原作小説『ダイナー』(平山夢明著)を映画化した同作では、殺し屋専用の食堂(ダイナー)の“王”に君臨するボンベロ役の藤原竜也を筆頭に、命が“クズ同然”の食堂で、いつ誰が殺されるか分からないスリリングな殺し合いゲームが幕を開ける。


約1年前に撮影した同映画で「割と順調にやらせていただいた」と振り返った主演の藤原竜也。「ずーっと雨に打たれてすごかったですね。監督が土砂降りの雨の中で花を降らせたいと…」と話すと、蜷川実花監督も「途中で『花びらが無くなる』と言われたけど、『無くなるまでやってー!』って」とこのシーンのこだわりぶりをうかがわせた。司会者から「お体が大変だったんじゃないですか?」と聞かれた藤原は、「大変でした。12時間ずーっと雨に打たれて待って…。真矢さんがいらして立ち回ると拍手が起きるんですよね。待て待て待て、(自分は)朝からやってるのに拍手の1個もないじゃないか!」とぼやいた。これに真矢ミキは「年齢がいってるから死んじゃうんじゃないかと(スタッフの)ご配慮なのよ」、蜷川監督も「竜也の大変なところは『出来て当たり前』って皆が思いすぎちゃっている。アクションも上手なんですけど、そこがしんどいところですね」と慰めた。


真矢に愚痴を言いたい人は他にも。奥田瑛二は「真矢さんに思い切り蹴飛ばされた。2mぐらい吹っ飛んで、後ろのテーブルに頭をゴツンとぶつけた。元ヤンキーかと思ったら宝塚だったんですね。宝塚も脚を上げますからね」とクレームをつけつつ、納得していた。


後半、明後日の七夕にちなみ短冊に願い事を書いて披露したキャストたち。藤原は「Diner2撮影ALLメキシコロケ!!」、窪田は「ダイナー世界へ」、武田は「ダイナー『2』がありますように…」と映画に絡めた願い事が多かったが、玉城ティナは「変身したい」と書き、「魔法ということではなくて趣味が旅行なので、1人で海外に行くと『女の子1人だと危ないよ』と言われるのがイヤなので、そういうときに体格の良い男の人に変身したい。(登壇者の中で筋骨隆々の)武田さんとかに変身して強く見せたい」と具体的に理由を明かした。すると当の武田は「玉城さんの魂が私の体に宿るということですか? そのとき会ってやろうか?」と隣の窪田正孝に申し出るも、「会いたくないです」と苦笑されてしまった。


他にも本郷奏多は「ぶっとんだ願い事を書いて欲しいと言われたので、人を殺しても…と書いたら、何人かの大人たちに『それは本郷さんコンプラ的にやめましょう』と言われたので、これにしました」と「食事をしなくても死なない身体になれますように」と書かれた短冊を見せた。「食事があんまり好きでないので、これだったら最高だな」と満足気な表情を浮かべた。


奥田が「(以前に)『これは女性にしか撮れない映画だ』と言ったけど、違った。『蜷川実花にしか撮れない』と言うべきだった」と訂正するほど、蜷川実花ワールド全開の同映画。濃すぎるキャストたちとどのような世界を作り上げたのか。藤原は「一人でも多くの人に観ていただきたい」と胸を張って降壇した。
(TechinsightJapan編集部 関原りあん)

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