千原ジュニア&藤本敏史、闇営業問題で「薄給」に言及 「我々の初舞台は250円ですからね」

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2019年07月06日 07:51  リアルサウンド

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 千原ジュニアとFUJIWARAの藤本敏史が6月30日に放送されたAbemaTVのニュース番組「Abema的ニュースショー」にて、吉本芸人の「闇営業問題」について持論を展開した。


(参考:キングコング西野亮廣、芸人の“闇営業問題”に物申す「芸人がアホ過ぎんねん!」


“闇営業”問題で事務所の対応にフジモンが本音を物申す!「記者会見をやるべき」謹慎処分を受けた芸人たちの過酷さとは?|Abema的ニュースショー6/30放送|毎週日曜正午放送中【アベマTV】
 カラテカ・入江慎也の手引きによって、雨上がり決死隊の宮迫博之や、ロンドンブーツ1号2号の田村亮ら複数の芸人が所属事務所を通さずに、2014年12月に行われた反社会組織の忘年会に出席したことが明るみになって大炎上しているこの問題。藤本は、「吉本が給料をちゃんと払っていないからこんなことになるのではないか」という世論もあるとしたうえで、「それも一理あるんちゃうかな」と私見を述べた。


 藤本によると、吉本の若手芸人は他の事務所と比べて特に薄給らしく、酒席などで後輩芸人に給与について尋ねると、「えっ! あの仕事、それだけしかもらってないの?」と驚くことがよくあるのだとか。これに対してジュニアも「まぁね〜」と同意しつつ、「我々の初舞台は250円ですからね」と驚くべき給与事情を明かすと、他の出演者から「えー!?」と驚きの声が漏れた。


 「今の若手はかわいそう! ほんとに!」と藤本は語気を強め、とある人気若手芸人が地方営業に赴いた際の話を例にとった。なんでも、公演を行う500人キャパの会場が満員だったにも関わらず、ギャラが1万円程度だったそう。しかも、2回公演における2回目のギャラがなぜか5000円に下がっていたようで、藤本は「若手はみんな言うてる。これが訳わからんと(笑)」と冗談交じりに、事務所のおかしな給与体系を指摘していた。


 また、出演者の一人で映画監督の井筒和幸は、経済的に困窮している芸人がクライアントと直でつながることに一定の理解を示しながらも、「今回の問題は、相手の話やから」と反社会的勢力と関係を持ったことを問題視。さらに「宮迫くんは昔の仲間やけども……」と、「岸和田少年愚連隊 BOYS BE AMBITIOUS」で監督・出演者として共に仕事をした宮迫に言及する場面も。「もうちょっとハッキリと、『金もらっててすいません』と謝れば良かった」と述べ、「そこは男らしく言わないと。そこは潔く当たり前に言いなさい。恥ずかしい。情けない」とかつての仲間を叱責した。


 その後、芸人たちは営業先が反社会勢力と気づけなかったのかという話になると、ジュニアは「今回に関しては入江というのが、みんなに声をかけていたので、その営業先が反社会勢力で、そこからお金をもらっているいうことを事前に感じ取るのはなかなか難しい」と説明。加えて「『額がすごい良いからおかしいぞ』ってなるならまだわかります。でも、額を聞きましたけど、めちゃくちゃ安いですからね」とし、「『こんな額でいったん謹慎すんの?』っていう。そら、行った自分が悪いんですけど、悔しくてしゃあないでしょう」と、闇営業をした芸人たちに同情を示していた。


(こじへい)


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