吉岡里帆主演『見えない目撃者』、浅香航大、柳俊太郎、渡辺大知、國村隼ら追加キャスト9名発表

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2019年07月08日 20:31  リアルサウンド

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 9月20日に全国公開される吉岡里帆主演映画『見えない目撃者』の追加キャストが発表された。


参考:特報映像はこちらから


 本作は、2011年に韓国で230万人動員の大ヒットとなった韓国映画『ブラインド』を日本版としてリメイクしたノンストップ・スリラー。交通事故によって自らの視力を失うとともに最愛の弟を亡くし、さらには警察官の道までも絶たれた主人公の浜中なつめは、ある日、車の接触事故に遭遇する。その事故現場で車の中から聞こえた女性の声から誘拐事件が起きていると考え、聴覚、触覚、嗅覚などで感じた手がかりを駆使し事件を追う。やがてそれは「女子高生連続殺人事件」に発展。猟奇殺人犯は、真相に近づこうとするなつめの身にも迫っていく。


 主演の吉岡が演じるのは、悲しい過去を抱え葛藤しながらも、立ちはだかる障害や迫りくる危機に果敢に立ち向かう主人公・浜中なつめ。なつめの「人を救いたい」という熱意に感化され、彼女の“もう一つの目”となり事件に立ち向かっていくスケボー少年の春馬を高杉真宙が演じる。監督を務めるのは、『リトル・フォレスト』『重力ピエロ』の森淳一。


 今回、追加キャストとして、國村隼、大倉孝二、浅香航大、酒向芳、松大航也、渡辺大知、柳俊太郎、松田美由紀、田口トモロヲの9名の出演が発表。國村は、過去の事件との繋がりを持ち、事件の鍵を握る定年退職した元刑事・平山隆役を、大倉は、なつめが目撃した少女誘拐事件を担当する、長者町警察署刑事一課・強行犯係の刑事・吉野直樹役を、浅香は、生活安全課・少年係に所属する若手刑事・日下部翔役を、酒向は、刑事一課・強行犯係で田口演じる木村の上司・高橋修作役を演じる。本作が映画デビュー作となる松大は、なつめの弟・浜中大樹役、渡辺は、高杉演じる春馬の先輩で、事件の糸口を掴む個人情報を持つ怪しい名簿屋・横山司役、柳は、家出した女子高生たちと接点を持つ風俗スカウトマン・桐野圭一役、松田がなつめの母親・浜中満代役をそれぞれ務める。


 國村、松田、田口、森監督からはコメントが寄せられている。


コメント 一覧
國村隼(平山隆役)
台本を手にして先ず思った事と言えば、何だ? この矛盾に満ちたタイトルは。
しかし読み進むうちになるほどと解ってくる。たとえ目は見えなくても、物事の本質は見える。物を見るのと物事を見て理解するのは別の事。そんなメッセージが伝わり、ミステリアスなストーリーと相まって、今までに無いエンターテイメント作品が出来上がるだろうと納得した次第。


松田美由紀(浜中満代役)
吉岡さんは、普段はとても柔らかく可愛い方だけど、本番になるときの集中力がすごいです! 私たちは撮影中とても仲良しだったから、なるべく仲良くなり過ぎない様にしていました。
森監督は、とても優しい印象の監督でしたが、とても粘る時は、粘り、カット割りされてたので、本作がどうなるのか楽しみです。


田口トモロヲ(木村友一役)
森監督の繊細かつ正確な指示の下、俳優部スタッフ共々一丸となって取り組みました。韓国、中国版とは異なる日本的リアリティを重視した、静謐さと大胆さを合わせ持つ骨太な映画になったと思います。吉岡里帆さん演じる主人公の健気で真摯な熱に背中を押され、登場人物達がそれぞれの事情を背負いながら、正義に関わっていく模様を是非“目撃”していただけたらと思います。よろしくお願い致します。


森淳一監督
ミステリアスであり、それでいてリアリティを感じられる俳優に集まっていただきました。独特の空気感、存在感を持った方ばかりなので、脚本では書ききれないキャラクターが生まれる喜びを感じました。大味になりがちなエンターテイメント作品に、繊細さと奥行きをもたらしていただき感謝しています。


※柳俊太郎の「柳」は旧字体が正式表記 (文=リアルサウンド編集部)


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