『アルファロメオ・ジュリア ベローチェ』が仕様変更。19インチ採用も燃費向上

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2019年07月11日 06:21  AUTOSPORT web

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仕様変更が実施された『GIULIA 2.0 TURBO Veloce(ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェ)』
イタリア発のプレミアムDセグメント・サルーンとしてドイツ系の牙城に挑む『アルファロメオ・ジュリア』が一部グレードで仕様変更を実施。2リッター4気筒直噴ターボを搭載するFRグレードのトップモデル、『GIULIA 2.0 TURBO Veloce(ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェ)』に19インチホイールやレッドブレーキキャリパーを採用しつつ燃費性能も向上させ、7月6日から発売開始となっている。

 フェラーリのV8をルーツに持つV6直噴ターボ搭載の4WDモデル“クオドリフォリオ”を頂点に戴く『アルファロメオ・ジュリア』は、2リッター4気筒+左ハンドル4WDのグレードや、スポーツサルーンらしいハンドリングを堪能できる右ハンドルのFRモデルなど、多彩なラインアップを誇っている。

 そのうち、4気筒搭載モデルで最も高出力版となる最高出力280PS、最大トルク400Nmを誇る『ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェ』に仕様変更が施され、19インチへと拡大した新デザインのアルミホイールを採用。

 エクステリアは従来から高次元の走りと洗練されたデザインを融合したスポーツ志向の仕立てとなっており、ヴェローチェ専用のスポーツバンパーや対向4ポットブレーキキャリパー、ツインエキゾーストパイプなどを引き続き装備。そのブレーキキャリパーには、さらに走りを予感させるレッドのカラーリングが新たに施された。

 またインテリアでも、運転姿勢を確実にサポートするスポーツレザーシートやアルミ二ウムインテリアパネルを備えるなど、従来から上質な空間が広がっていたが、今回の仕様変更では新たにダッシュボードおよびドアパネルにもレザーを採用するなど、上質感がさらに高められている。

 FRプレミアムスポーツサルーンとしての個性がより強められ、19インチアルミホイールの採用でさらに走りの性能を予感させる変更を受けたにもかかわらず、エンジンについては従来モデルに比べて燃費が10%向上し、JC08モード13.2km/リッターを達成。動力性能と効率性をより高次元で両立させている。

 仕様装備の充実を果たした『アルファロメオ・ジュリア2.0ターボ・ヴェローチェ』の価格は、従来モデルに比べてもより魅力的な設定となる578万円。同じ2リッター搭載モデルながら、左ハンドル4WD仕様には今回の仕様変更は適用外となっている。

公式サイト:https://www.alfaromeo-jp.com/models/giulia/veloce/

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