『ルパン三世』初の3DCGによる新作映画が12月公開 監督は山崎貴、予告編も

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2019年07月11日 17:50  CINRA.NET

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『ルパン三世 THE FIRST』ティザービジュアル ©モンキー・パンチ/2019映画「ルパン三世」製作委員会
3DCGアニメーション映画『ルパン三世 THE FIRST』が、12月6日から全国東宝系で公開される。

『ルパン三世』シリーズ初の3DCGアニメーションとなる同作は、ルパン一世が唯一盗み出すことに失敗した「ブレッソン・ダイアリー」を巡るルパン一味の活躍を描いた作品。監督は『アルキメデスの大戦』『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』などの山崎貴、声の出演者には、ルパン三世役の栗田貫一、次元大介役の小林清志、石川五ェ門役の浪川大輔、峰不二子役の沢城みゆき、銭形警部役の山寺宏一が名を連ねる。

今回の発表とあわせて予告編とティザービジュアルが公開。4月に逝去したモンキー・パンチは「ずっと待ち望んでいた3DCGのルパン三世です。キャラクターやストーリーを拝見したけど、新しい感覚がいっぱいつまったルパンになりそうで、どんな作品になるか想像するだけで、今からワクワクしています」とコメントを寄せていた。

■モンキー・パンチのコメント
ずっと待ち望んでいた3DCGのルパン三世です。
キャラクターやストーリーを拝見したけど、新しい感覚がいっぱいつまったルパンになりそうで、どんな作品になるか想像するだけで、今からワクワクしています。

■山崎貴監督のコメント
子供の頃、横浜の親戚の家に遊びに行ったとき初めてルパンの映像に出会いました。
“何という大人っぽいアニメーションだ。さすが都会すげー”と強烈な印象が残っています。
その後様々な名作を生み出したルパン三世という作品はモンキー・パンチ先生のオリジナルキャラの圧倒的な個性の強さと懐の深さから生まれたものだと思っています。
その系譜の端っこに3DCGという新たなフォーマットで加われるのは本当に嬉しいことです。
デジタル環境を漫画の世界に持ち込んだ先駆者であるモンキー・パンチ先生に完成品を観てもらえなかったことが残念です。

■北島直明プロデューサーのコメント
日本の3DCGアニメーションの技術力は世界に決して負けていない!そう心から思えたからこそ、世界で戦う為に、モンキー・パンチ先生が生み出した、日本を代表するキャラクター【ルパン三世】を山崎貴監督の手で3DCGアニメーション映画として製作しました。
“THE FIRST”というサブタイトルは、“3DCGルパンの初お披露目”、“世界で一番になるんだ!という願い”、そして、“ルパン一世にまつわる物語”という意味を込めて、スタッフ皆で話し合って決めました。
スポーツの世界だけではなく、映画の世界でも日本人の凄さは世界トップクラスなんだ!と実感して頂けたら嬉しいです。

■伊藤武志プロデューサーのコメント
「3DCGルパンが僕の夢」というモンキー先生のお言葉に支えられつつ、長い時間を経て完成した作品です。
誰もが知っている「ルパン」を新たに3DCGで表現するのは、大変ながらも心躍るとても幸せな仕事でした。特に独特の動きや表情については、制作チームの高い技術力と深いルパン愛のおかげで、海外の大作に比肩する魅力が生み出せたと思っています。
ファンの方々はもちろん、これまであまり作品に触れてこなかった方々にも、映画を観終わった後に「ルパンがもっと好きになった」と感じていただければ何より嬉しいです。
またこの作品「THE FIRST」を架け橋とし、より多くの日本の物語が世界に届けられるようになればと心から願っています。
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