『東京国際映画祭』OP作品は『男はつらいよ お帰り 寅さん』 世界初上映

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2019年07月12日 13:20  CINRA.NET

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『男はつらいよ お帰り 寅さん』ティザービジュアル ©2019 松竹株式会社
『第32回東京国際映画祭』のオープニング作品が発表された。

10月28日から11月5日まで開催される『第32回東京国際映画祭』。オープニング作品として発表されたのは、12月27日に公開される山田洋次監督の『男はつらいよ お帰り 寅さん』となる。

山田監督は「寅さんシリーズの第50作となる『男はつらいよ お帰り 寅さん』が東京国際映画祭オープニング作品に選ばれたことを嬉しく思います。先行き不透明で重く停滞した気分のこの時代に、寅さんの台詞にあるように『生まれて来てよかったと思うことがそのうちあるさ』と、50年をかけて製作したこの映画が日本のみならず世界中で、一人でも多くの観客の“心の希望”となることを切に願います」とコメント。

■久松猛朗ディレクターのコメント
この映画のエンドロールを観ながら自然と涙がこぼれました。毎年お盆とお正月にこのシリーズの最新作をどれほどワクワクしながら待ちわびたことでしょう。正に国民的映画シリーズであったと思います。そして、振り返ってみると、日本の女優史でもあったことに気づきました。そのシリーズが山田洋次監督の魔術で新作として蘇りました。この映画を第32回東京国際映画祭のオープニング作品として世界にお披露目できることを心より嬉しく思います。

■山田洋次監督のコメント
寅さんシリーズの第50作となる『男はつらいよ お帰り 寅さん』が東京国際映画祭オープニング作品に選ばれたことを嬉しく思います。先行き不透明で重く停滞した気分のこの時代に、寅さんの台詞にあるように「生まれて来てよかったと思うことがそのうちあるさ」と、50年をかけて製作したこの映画が日本のみならず世界中で、一人でも多くの観客の“心の希望”となることを切に願います。

このニュースに関するつぶやき

  • 柴又に住んでて不思議なのは、渥美清さんはもう亡くなっていると知ってるのに、寅さんは何だかその辺の裏路地からヒョイと突然出てきそうな気がする事。寅さんはまだ生きてるんだなぁ
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