ジャニーズWEST 重岡大毅、『これは経費で落ちません!』撮影で藤原紀香のオーラに仰天

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2019年07月12日 20:01  リアルサウンド

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左から重岡大毅、多部未華子、吹越満

 7月12日、都内で26日よりスタートするドラマ10『これは経費で落ちません!』(NHK総合)の記者会見が行われ、多部未華子、重岡大毅(ジャニーズWEST)、吹越満、制作統括の菅原浩、プロデューサーの戸谷志帆梨が登壇した。


参考:亀梨和也が継ぐ、重岡大毅の忠誠心 『ストロベリーナイト・サーガ』悲恋の「インビジブルレイン」


 本作は、作家・青木祐子の同名小説を連続テレビドラマ化したオフィスドラマ。石鹸メーカーの経理部に勤めるアラサー独身女子・森若沙名子が、領収書や請求書のチェックを通し、さまざまな人間関係を見つめていく模様を描く。


 ヒロイン・沙名子を多部、沙名子にアタックしていく男性を重岡が演じるほか、伊藤沙莉、桐山漣、松井愛莉、韓英恵、角田晃広、片瀬那奈、モロ師岡、平山浩行、吹越らがキャストに名を連ねた。


 はじめに製作統括の菅原は、「メーカーの経理女子が主人公でこれまであまり見たことのなかったお仕事&恋愛ドラマ。ドラマ10は『トクサツガガガ』でオタク女子が話題になりましたが、今回の森若沙名子も不器用ながら何事にも几帳面という堅物さを多部未華子さんが見事に演じております」と作品の魅力について語る。


 プロデューサーの戸谷は「森若をスーパーウーマンにしないこと、沙名子が対峙する相手も完全な悪者にしないことというのを最初に貫こうと決めていました。褒められる訳でもなくスポットライトが当たる訳でもなく、淡々と仕事をこなす方々を肯定するようなドラマになればいいなと思っております」と見どころを明かした。


 多部は作品について「派手なドラマではないんですけど、すごく心温まる素敵なドラマだなと思いながら、日々ものすごく辛い撮影をしております(笑)。経理部の人たちはすごく穏やかで和気あいあいと、日々楽しく時が過ぎるのを待ちながら過ごしております」と笑いを交えながら撮影の過酷さを強調した。


 重岡は「山田太陽と聞いて、スーパー笑顔が素敵な人というのを日々プレッシャーに感じながら演じています(笑)。領収書の数字の中に隠されている何かが明らかになっていくのが気持ちいいなと1話を見て思いましたし、森若さんと山田太陽のいい感じのシーンもいい感じにやっていけたらいいなと思っています」とコメント。


 吹越は「年齢的なものもあると思いますが、最近課長や係長とか部署のシマを見渡す席にいる役が多くなっており、個人的には同じような役だけどそれぞれちょっと違うような役になればいいなと自分にプレッシャーかけてやっております」と意気込みを語った。


 記者から共演者の印象を聞かれると多部は、「吹越さんはお父さんのような印象です。重岡さんは今回のドラマで初めましてですけど、現場での印象は……」と言葉に詰まる。「気になりますね、あんまり現場でおしゃべりすることないですよね」と重岡がフォローすると、「そうですね、だから……特にないですね(笑)」と劇中の森若のようにばっさり切り捨て笑いを誘った。


 そんな多部に対して重岡は「経理部はすごく仲が良さそうですね。多部さんは職人なイメージです。どんどんオッケーを連発してお疲れ様でした! と小走りで帰っていくイメージです」と語る。また、同じく第1話に出演していた藤原紀香の印象については「お芝居では初めて共演させていただいたのですが、オーラがすごいですよね。紀香さんの横に並ぶと僕の一般人感がすごくて」と笑顔で胸中を明かした。


 そして、印象だったシーンを聞かれると吹越は「監督がプレッシャーをかけてくるんですよ。僕は東京03の角田晃広さんと仲が悪い設定で、喧嘩するシーンが多いんですが、テストの時にいきなり監督が「もう大丈夫でしょ」と台本を取り上げるんです。あれやめてほしいよね」とジョークを交えて監督への不満をあらわにした。


 多部は、少し悩んだあと、現在撮影中の6話のシーンで「まるで少年少女のような、26歳と30歳の私たちが演じることではないような初々しいシーンがあって、本当に可愛かったですね」と明かした。


(取材・文・撮影=安田周平)


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