1994年から1995年に刊行された長編小説『ねじまき鳥クロニクル』。舞台版では演出・美術・振付をイスラエルのインバル・ピント、脚本・演出をアミール・クリガーと、マームとジプシー主宰の藤田貴大が担当する。音楽は大友良英。インバル・ピントは、ミュージカル『100万回生きたねこ』や『百鬼オペラ「羅生門」』を手掛けたことでも知られている。
キャストやチケットなどの詳細は後日発表。
■インバル・ピントのコメント
大好きな日本でまた仕事をさせてもらえることをとても嬉しく思います。
村上春樹さんのスケールの大きな物語を凝縮し、ドラマ性やミステリー要素を失わずにダンス、音楽、テキストなどの表現を用いて舞台化するのは、大きな挑戦です。
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まだ多くの時間を共有できていませんので第一印象にはなりますが、藤田貴大さんは聡明で優しい方だと思います。
大友良英さんはこれまで私がご一緒したどの音楽家とも違った方法で音楽を作り出す方なので、この作品ではどんな音が生まれるかとても興味深いです。
好奇心を刺激するクリエーターの皆さんとの共同作業をとても楽しみにしています。
■藤田貴大のコメント
村上春樹さんが「ねじまき鳥クロニクル」で扱っている30代の男性は自分と同じ世代で、今自分が取り組みたいモチーフと一致しているから、とても興味があります。
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