『テラスハウス』東京編・第9話ーー春花と莉咲子のガチ喧嘩でテラハ史上一番“ヤバい”空気に

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2019年07月23日 10:41  リアルサウンド

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『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』(c)フジテレビ/イースト・エンタテインメント

 Netflixで配信中のリアリティーショー『テラスハウス』。新シリーズとなる『TERRACE HOUSE TOKYO 2019-2020』の第9話が、本日7月23日に配信された。


 次より、今回の見どころをレポートする。細かなネタバレもあるため、ご注意いただきたい。


(関連:莉咲子がケニーへの不満ぶちまけ“タイミングの重要性”を語る 『テラスハウス』第8話未公開映像


 リビングで話をしているうちに衝突してしまった春花と莉咲子。春花はケニーに自分の気持ちを誤解なく伝えるために男子部屋に行くが、喧嘩した悔しさからか、泣き出してしまう。ケニーはそんな春花の姿に動揺し、理由を尋ねた。春花は、ケニーのことを男性として気になっていたが、それを莉咲子にバラされてしまったことで、このあとどうしていいかわからなくなったと告白する。続けて、ケニーは莉咲子のことをどう思っているのか? と疑問を投げかけた。それに対して、莉咲子のことは3人の中で一番気になっている存在だと明かすケニー。さらに春花のことは女性として見ておらず、恋愛対象ではなかったとはっきり伝えた。


 春花が女子部屋に戻り、莉咲子に話してきたことを報告する。それを聞いて莉咲子は「なんか、ごめんね?」と謝った。その言動に引っかかった春花は、「悪いと思ってなくない?」と突っかかる。すると莉咲子もまた今まで溜まっていた気持ちをぶつけはじめ、喧嘩が勃発。どんどんとヒートアップしていき、そもそも莉咲子が突然仲を深めようとする姿に、気持ち悪さを感じていたと漏らす春花。そして、莉咲子が秘密にしていた喫煙者であることをカメラの前でバラしてしまう。莉咲子と春花は、価値観の違いからできた溝をさらに深めていった。


 喧嘩のあと、荷物をまとめて部屋を出て行く莉咲子。男子部屋にいるケニーに、巻き込んでしまったことを謝った。ケニーは莉咲子から喧嘩の内容を聞くと、春花が莉咲子にあたりが強かった理由として、「春花を恋愛対象として見ていない」と直接伝えたことをあげた。さらに「莉咲子が気になっている」と、春花に告げたことも話し、だから冷静ではいられなかったのでは? と分析した。


 莉咲子はそのまま遊びに出かけてしまい、春花は香織に喧嘩のこととケニーのことを相談する。一方、男子部屋では、流佳が深夜に出かけた莉咲子を心配していた。流佳は、ケニーに「こんな時間に女の子がクラブに行っていいの?」「ダメすぎるでしょ、一人は」「ケニーさん、ついてってくださいよ」と莉咲子を追いかけた方がいいと説得する。だが、言い訳ばかりして全く動こうとしないケニー。見るに見かねた流佳はケニーに確認をとった上で莉咲子に連絡し、「俺、迎え行きますよ、一人だったら、さすがに」と付け加える。珍しく雄々しく振る舞う流佳。新たな一面が垣間見えた瞬間だった。


 翌日、朝帰りした翔平。莉咲子はまだ帰って来ず、春花もすでに出かけていたが、リビングにいた香織とケニーによって、昨日の一件を知ることになる。そのまま3人で、春花と莉咲子の一件について意見を交わす流れに。香織はなんとかして春花と莉咲子の居心地が良くなるようにしたいと考えているという。しかし、翔平は介入するべきではないと感じているようだった。悩むことでもないし、もう二人とも大人なんだから、仲をお膳立てする必要もないという見解を示す。あまりにドライな翔平の態度に、香織は少し苛立っている様子を見せた。


 その夜、リビングで話す、翔平と春花。莉咲子と喧嘩をしたことで、ケニーとも気まずい春花は、今は彼のライブに行きたくないと翔平に相談する。そして、莉咲子との件は、自分自身で向き合っていかなくてはいけないと思っているとも打ち明けた。そんな折に、莉咲子が帰宅し、春花と話したいと口にする。「一日考えてみて、私が悪かった」と素直に謝る莉咲子。春花もまた謝り返すが、続けて「昨日の今日で考え方は変わらないから、すぐ仲直りするのは気持ち悪い」とも伝えた。莉咲子はそれでも、お互いをよく知っていって、価値観が同じ部分を見つけていけたらと歩み寄る。春花も「そうだね」と同意するものの、決して笑顔は見せず、複雑な表情を浮かべていた。


 別の日の夜、春花しかいないテラスハウス。そんな時に、ハワイ編のメンバーである鮎澤悠介(イーデン・カイ)が訪ねてきた。たまたま遊びに来ただけだったが、タイミングがよかったため、春花は他のメンバーと衝突したことを悠介に相談する。悠介は一通り話を聞いたあと、「ハワイに一度帰国してしまうが、7月にまた日本に戻ってきた時に、ケニーに気持ちがなければ、遊びに行きましょう」とデートに誘う。悠介なりに春花を元気づけようとしたのか、それとも新たな恋の始まりか。さらに二人は、テラスハウス内を巡りながら、恋愛の話題で盛り上がった。何気なく悠介を褒める春花に、惹かれているような様子を見せる悠介。スタジオでは、春花のそんな姿を「弄んでいる」とも称していた。確かに春花は、ケニーの一件があったすぐあとに、悠介にモーションをかけたようにも見えるが、真相はいかに。


 そんな中、ケニーが帰宅。悠介とセッションすることに。二人に挟まれながら、静かに音楽を聴く春花だったが、次第に目に涙を浮かべ出す。音色に感動しての涙なのか、ケニーを思っての涙なのかはわからない。


■Nana Numoto
日本大学芸術学部映画学科卒。映画・ファッション系ライター。映像の美術等も手がける。批評同人誌『ヱクリヲ』などに寄稿。


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