ニッサン、10月8日に発売する『GT-R NISMO』2020年モデルの価格を発表

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2019年07月24日 18:01  AUTOSPORT web

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ニッサンGT-RニスモGT3のターボチャージャーが採用さているGT-R NISMO 2020年モデル
7月24日、日産自動車は2019年10月8日に発売開始となる『GT-R NISMO』および『GT-R Track edition engineered by NISMO』2020年モデルの販売価格を明らかにした。

 GT-R NISMOは、2019年に生誕50周年を迎えたGT-Rの最新モデルのなかで、ニッサンのモータスポーツ活動を担うワークス部隊NISMOによって、同車が備える優れたパフォーマンスがさらに高められたコンプリートカーだ。

 今年4月に発表された2020年モデルには、モータースポーツを通じて磨き抜かれたニッサン/NISMOの技術の粋が注ぎ込まれた。その例のひとつはルーフやエンジンフード、フェンダーといった車両重心点から遠い箇所にカーボン素材を用いて軽量化することで実現したコーナーリング性能の向上だ。

 また、新開発のカーボンセラミックブレーキや専用RECAROシートの採用によって車両重量は従来比マイナス30kgを達成している。

 NISMO専用チューニングが施された3.8リットルV6ツインターボエンジン“VE38DETT”に組み込まれるターボチャージャーは、このモデルからスーパーGT GT300クラスやスパ24時間、バサースト12時間などで活躍する、MY2018ニッサンGT-RニスモGT3に搭載されている新型に。

 このターボチャージャーはGT-R NISMO用にブレード枚数や形状が徹底的に見直されており、出力をそのままにレスポンスが約20%高められている。

 この他、エンジンルーム内の排熱効率の向上とフロントダウンフォースの増加を狙ったエアダクトや高剛性の9本スポーク鍛造アルミホイールの採用、電子制御サスペンションの専用セッティングといった、各種改良がなされたGT-R NISMOの価格は2420万円(10%税込)となっている。

 そんなGT-R NISMOの足回りとボディ剛性を、GT-Rのスタイリングをほぼそのまま維持しながら手に入れたモデルがGT-R Track edition engineered by NISMOだ。

 レースで鍛え上げたピュアなパフォーマンスを体現したといえる同モデルは、新開発のハイグリップタイヤ、専用レイズ製アルミ鍛造ホイールが採用され、専用カーボン製セラミックブレーキ、ボディ剛性を高める専用カーボンルーフ、新構造の専用RECARO製シートがオプションに設定されている。

 GT-R NISMOと同じく、パワートレインにVR38DETTとGR6型デュアルクラッチトランスミッションが組み合わされる、NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMOのメーカー希望小売価格は1463万6600円(10%税込)だ

 今回、ニッサンはふたつのGT-R 2020年モデルの価格を発表するともに、GT-R NISMO、GT-R Track edition engineered by NISMOの専用ページを開設。同サイトは下記URL先で8月7日より公開される予定だ。

・NISSAN GT-R NISMO:
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r/specifications/nismo.html
・NISSAN GT-R Track edition engineered by NISMO:
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/gt-r/performance_safety/track_edition.html

このニュースに関するつぶやき

  • ちょっと盛って1,380万円くらいかと思ったがまさかの。GTRマニアのいるイギリスだったらその値段でも売れる気がする。
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