カンニング竹山、タレント養成校に子供を通わせる親に苦言「卒業したら必ず芸人になれるわけではない」

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2019年07月25日 20:02  Techinsight Japan

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タレント養成校・芸能スクールの実情を明かしたカンニング竹山
『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)で水曜コメンテーターを務めるカンニング竹山。彼が同番組の24日放送で、現在は多くの芸人がタレント養成校や芸能スクール出身であると説明したうえで「卒業すれば自動的に芸人やタレントになれる」と勘違いしてトラブルになったケースがあると明かした。

カンニング竹山が所属するサンミュージックにも運営するタレント養成校があり、“お笑いコース”も用意されている。人気お笑いタレントが多く在籍しているワタナベエンターテインメント、太田プロダクションも同様だ。特にワタナベエンターテインメントは現在ピンで活躍する女性芸人の多くがスクール出身で、イモトアヤコやバービー(フォーリンラブ)、平野ノラ、ブルゾンちえみなど錚々たる顔ぶれである。

だが多くのタレント養成校では、卒業しても全員が運営するプロダクションの所属にはなれない。在学中に才能を認められた者だけが選ばれる厳しい世界であることは、入学前に説明されていることだろう。しかし中には「卒業したのになぜプロダクションに入れないのか、芸人になれないのか」と怒鳴り込んでくる生徒の親がいると、竹山は苦笑いする。

一方でNSC(吉本総合芸能学院)は、吉本に所属するだけなら他の事務所よりハードルは低いと言われている。所属審査も行われるようだが、出席率や授業態度が悪かったりしないかぎり、本人が希望すれば吉本に所属できるという。現在は大阪、東京、名古屋、広島などNSCは全国に7校あり毎年、数百人単位が卒業する。現在6000人の芸人が吉本に在籍しているというのも不思議ではないのだ。

吉本興業のベテラン漫才コンビであるオール阪神・巨人のオール巨人が、24日の公式ブログで「宮迫君と亮君と同じ時代を生きた芸人さん達のツイートはともかく、若手が批判に近いツイートするのは…良いとは思いません」、「君らは今、難しい現状ですが、お笑いの事だけを考えて居て欲しいです」と述べ、「他所に行くのもよしでしょ」と吉本に不満があれば他の事務所への移籍を勧めていた。だが竹山の話を聞いていると、吉本以外の事務所は所属すること自体が難しいのかもしれない。
(TechinsightJapan編集部 みやび)

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