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GeForce RTX 2070搭載で手頃な価格 「G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740」エントリーモデルを試す

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2019年07月26日 18:12  ITmedia PC USER

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ITmedia PC USER

写真G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740
G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740

 マウスコンピューターの「G-Tune NEXTGEAR-NOTE i5740」シリーズは15.6型液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCだ。



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 厚さ29.9mm、重量約2.6kgと、それほど薄くて軽いわけではないが、狭額縁デザインを採用しており、大画面ながら省スペースであることが特徴で、「GeForce RTX 2070」「Core i7-8750H」など、最新のゲームタイトルが楽しめるスペックを備えている。



 直販サイトでは2種類のベースモデルが用意されており、それぞれ構成をカスタマイズして注文することもできる。今回は、シリーズで一番リーズナブルなベースモデル「NEXTGEAR-NOTE i5740SA1」(Web販売価格19万9800円〜)の評価機を入手した。性能や使い勝手をレビューしよう。



●この記事について(編集者注)



 記事掲載時現在、今回レビューしたi5740SA1は受注を停止しています。その代わり、7月31日までの期間限定で、最上位モデルの「i5740PA1」が同一価格で販売されています。



 i5740SA1と比べると、メインメモリが32GB(16GB×2)と倍増。SSDは「Intel 660p」の512GBモデル(PCI Express接続)となり、2TBのHDDも搭載しています。より快適に使えるので、お勧めです!



●15.6型画面を搭載しながらも省スペース性の高いボディー



 NEXTGEAR-NOTE i5740シリーズの具体的なボディーサイズは、349(幅)×257.8(奥行き))×29.9(厚さ)mm。15.6型の液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCとしては、フットプリントが小さく、扱いやすい印象を受ける。



 重量は約2.6kgとそれなりにあり、持ち運ぶ用途には適さないが、部屋を移動して使ったりするくらいなら苦にならない。



 設置に必要なスペースが小さく、使わない時にしまっておく時にもそれほど場所を取らないため、扱いやすいサイズ感にまとまっているメリットは少なくない。



 先述の通り、画面ベゼルは狭額縁デザインを採用している。実測のベゼル幅は上が約1mm弱、左右が約7mm弱。極端なスリムベゼルではないが、ボディーのフットプリント削減に加え、すっきりした見た目の印象の良さにも貢献している。



●新旧豊富なインタフェースを装備



 インタフェースは先進的かつ充実している。USBポートは、3つのUSB 3.0 Type-A端子に加えて、2つのUSB 3.1 Type-C端子も備える。背面にあるUSB Type-C端子はディスプレイ出力にも対応している。ディスプレイ出力としてはHDMI端子とMini DisplayPort端子も用意している。



 前面には高速通信規格「UHS-II」に対応したフルサイズのSDメモリーカードスロットを搭載。デジタルカメラからのデータ取り込みにも便利だ。



 通信機能は、Ethernet(有線LAN)の他、IEEE802.11ac/a/b/g/n(2.4GHz帯・5GHz帯)のWi-Fi(無線LAN)とBluetooth 5.0に対応する。Ethernetは1000BASE-T対応で、Wi-Fiの最高通信速度は433Mbpsだ。



 画面の上ベゼルには、約100万画素のWebカメラも装備している。



●「GeForce RTX 2070」でリアルタイムレイトレーシングやDLSSに対応



 ゲーミング体験においてもっと重要なGPUは、先述の通りNVIDIAとしては最新世代のGeForce RTX 2070を採用する。



 GeForce RTXシリーズは「リアルタイムレイトレーシング」に対応している。光の軌跡をトレースすることで、光の反射によってもたらされる陰影や映り込みなどをリアルに表現できる。



 ディープラーニング(深層学習)を活用した新しい高画質化機能「DLSS(Deep Learning Super-Sampling)」も搭載している。高い性能と優れた画質を両立できる技術として大いに注目されている。



 リアルタイムレイトレーシングは、デバイスドライバーの更新によってGeForce GTXシリーズでもできるようにはなったが、レイトレーシング専用のRTコアを備えるRTXシリーズの方がパフォーマンスは断然上である。



 GeForce RTX 2070は、リアルタイムレイトレーシングやDLSSに対応しない従来のゲームのパフォーマンスも旧世代から順当にアップ。現行のほとんどのゲームを高画質かつ快適に楽しめるパフォーマンスを持っている。



●6コア12スレッドのパワフルなCPU



 CPUは「Core i7-8750H」を搭載。高性能ノートPC向けの第8世代Coreプロセッサ(開発コードネーム「Coffee Lake-H」)の代表的モデルで、ゲーミングノートPCでは定番CPUの1つだ。この世代ではCPUのコアが6コア12スレッドに増えており、前世代の定番で4コア8スレッドの「Core i7-7700HQ」と比べて大幅にパフォーマンスが向上している。



 メインメモリは標準でDDR4-3400(PC4-19200)のSO-DIMMを16GB(8GB×2)搭載している。ゲーミング用途では「最低8GB」とされることもあるが、最近では16GB以上のメモリを推奨するゲームタイトルも増えてきているため、今から買うならば少なくとも16GB以上の構成が望ましい。なお、カスタマイズでは、標準構成よりも高速なDDR4-2666(PC4-21300) SO-DIMMを搭載できる他、容量を32GB(16GB×2)にした構成も選べる。



●ストレージは柔軟な構成が可能



 ストレージは、標準で256GBのM.2 SSD(Serial ATA接続)と必要最小限の内容となっているが、カスタマイズではより高速なPCI Express(NVMe)接続のSSDを搭載したり、2.5インチSSD(またはHDD)を1台搭載したりといった構成にもできる。



 256GBのSSDはオフィス用ならば悪くないが、ゲームをするなら少し窮屈。ストレスなく楽しみたいなら少しカスタマイズした方が良いだろう。



 最小限ですますならば、6800円(カスタマイズメニュー上での差額、税抜)プラスしてSSDの容量を512GBに増やすのが良い。システム用ドライブの容量に少し余裕を持たせつつ、ゲームタイトルなど大容量データの保存用途は外付けストレージで対応する、という運用スタイルだ。



 ただし、コンパクトなボディーに全てがまとまっているという本製品ならではのメリットを生かすなら、あまり外付けに頼りたくないという考えもできる。追加で2.5インチのSSDまたはHDDも搭載しておくと、配信動画やプレイ頻度が下がったゲームタイトルもある程度保存しておけて便利だ。1TBのHDDなら8800円、480GBのSSDなら1万4800円プラスすれば追加できる(いずれもメニュー上での差額、税抜)。



●広視野角のIPS液晶ディスプレイを搭載



 液晶ディスプレイのサイズは15.6型で、表示解像度はフルHD(1920×1080ピクセル)。広視野角のIPSパネルを採用しており、斜めから見ても良い印象の表示だ。表面はノングレア仕上げのため、照明や外光などが映り込みにくく、視認しやすい。



 エックスライトのカラーキャリブレーションセンサー「i1 Display Pro」を用いて実測したところ、輝度は298ニト、コントラスト比は809:1、標準の色温度は7562ケルビン、色域はsRGBカバー率62%だった。



 色域が広くないため本格的なクリエイティブ用途には向かないが、発色などは悪くなく、目視の印象は悪くない。



●RGB LEDバックライトキーボードを搭載



 キーボードはテンキー付きのものを搭載している。主要キーのキーピッチは約18.2mm、キーストロークは約1.8mmという仕様だ。ピッチはフルサイズキーボードよりわずかに狭いが、この程度ならすぐに慣れるだろう。スイッチの感触はやや反発が強めでソフトに感じる。しかし底部の剛性はしっかりしていて、たわみなどはない。



 RGB LEDバックライトも搭載しており、付属のユーティリティーソフトで発光カラーやパターンをカスタマイズすることもできる。



 キーボード手前には2ボタン式のタッチパッドを備える。その中央部には、Windows Helloの認証で利用でき指紋センサーがある。利用するときだけLEDで位置が表示されるというユニークな演出も見どころだ。



●ゲームベンチで優れた性能を実証



 さて、NEXTGEAR-NOTE i5740SA1の実力を見るために、ベンチマークテストを実施していく。評価機のスペックは以下の通り。



・CPU:Core i7-8750H(6コア12スレッド、2.2G〜4.1GHz)



・メインメモリ:16GB(8GB×2)



・グラフィックス:GeForce RTX 2070(8GB)



・ストレージ:256GB SSD(Serial ATA)



・OS:Windows 10 Pro(1903)



 まず、CPU性能を見るために「CINEBENCH R15」「CINEBENCH R20」のテストを実行。スコアは前者が1146cb(シングルコアで175cb)、後者が2430cb(シングルコアで424cb)だった。Core i7-8750H搭載機としては上位のスコアで、CPUの性能をきっちりと引き出していることが分かる。



 フィンランドULが提供する総合ベンチマーク「PCMark 10」では、スコアは5036。PCとしての総合性能は高いことが伺える。



 ゲーミング性能を見るために、「FINAL FANTASY XIV:紅蓮のリベレーターベンチマーク」も実行。フルHDの最高品質「非常に快適」評価を得た。より描画負荷が高い「FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITIONベンチマーク」でも、フルHDの標準品質で「非常に快適」評価を得られた。優秀なゲーム性能といえる。



 放熱性能も優秀で、ゲーム系のベンチマークテストで負荷をかけても手がよく触れるパームレストにはほとんど熱が伝わってこない。快適にゲームプレイが楽しめる。



 3Dグラフィックスのパフォーマンスを見るために、ULの「3DMark」のテストも幾つか実施。DirectX 11ベースの「Fire Strike」のスコアは1万6634、DirectX 12ベースの「Time Spy」のスコアは7407となった。いずれも優秀なスコアだ。



 さらに、リアルタイムレイトレーシングに対応した「Port Royale」も実施。スコアは4458となった。レイトレーシングならではの美しいグラフィックスを堪能できる。



 SSDのベンチマークはひよひよ氏が作成した「CrystalDiskMark 6.0.2」を使って実施。Serial ATA接続のSSDらしいスコアとなった。



●高い性能を備えた扱いやすいゲーミングマシン



 ベンチマークテストの結果に見るように、ゲーミングマシンとしての性能は十分。リアルタイムレイトレーシングやDLSSといった、今後増えていくであろう新技術を活用したタイトルも楽しめる付加価値もあり、放熱性能も優秀と、文句のない仕上がりだ。



 基本性能が高く、インタフェースも充実しているので、ゲーミング以外の用途でも快適に使えるだろう。直販サイトでの販売価格は税込総額で21万9024円。内容を考えればリーズナブルといえる。



 シンプルなデザインで扱いやすいサイズにまとまっているため、設置に必要なスペースが小さく、使わない時にはたたんでしまっておくことができる。ゲーミングPCになじみがない方にも抵抗は少ないだろう。



 ゲーミングPCがほしいが大きなデスクトップPCは置けないという人、汎用のPCからゲーミングPCへステップアップしたい人、ゲーミング以外にも活用できる高性能PCが欲しいという人にもお勧めできる製品だ。


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