SRO、インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTワールドチャレンジの日程を発表

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2019年07月26日 22:41  AUTOSPORT web

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インターコンチネンタルGTチャレンジ/ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパの一戦として開催されているトタル・スパ24時間。72台ものマシンが集まった。
SROモータースポーツ・グループは7月26日、トタル・スパ24時間が開催されているスパ・フランコルシャンで行われたプレスカンファレンスのなかで、2020年のインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)/ブランパンGTワールドチャレンジの日程について発表した。3大陸のワールドチャレンジと5大陸のIGTCで、26イベントを日程重複なく開催する。

 カスタマーレーシングカーであるGT3カーを使って争われるブランパンGTワールドチャレンジとインターコンチネンタルGTチャレンジは、SROによって運営されてきたが、2020年に向けてヨーロッパ、アジア、アメリカの3地区のワールドチャレンジ、そして5大陸それぞれのビッグレースで争われるインターコンチネンタルGTチャレンジを2020年もさらに発展させると発表した。

 まずインターコンチネンタルGTチャレンジについては、2019年同様、オーストラリアのバサースト12時間で開幕。しばらく間隔があき、7月のトタル・スパ24時間、そして8月の鈴鹿10時間と続く。そしてSROモータースポーツ・グループ代表のステファン・ラテルが「今までアメリカでの開催は課題だった」という北米でのレースは、「IMSAも行かないサーキットに決まった」として、なんとインディアナポリスのロードコースで8時間レースを開催すると明らかにした。最終戦は、今季初開催となる南アフリカのキャラミだ。

 また、ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパは、これまで同様スプリントと耐久のシリーズで争われ、全10イベントを開催。スパ24時間もこれに含まれる。アジアについては、「富士スピードウェイが東京オリンピックのため使用できない期間があるが、無事に開催できることになった(ラテル)」と、日本では富士、鈴鹿とこれまで同様の2イベントが開催されることになった。なお、アジアはこれまで全イベントが1時間レースだったが、最終戦の上海は3時間レースが予定される。

 アメリカについては7イベントが予定されているが、最終戦のインディアナポリスは、インターコンチネンタルGTチャレンジとの併催イベントとなっている。

 これで4シリーズのカレンダーが発表されたが、26レースが併催イベントをのぞきひとつも日程に重複がないカレンダーが実現したとラテルは胸を張った。各シリーズの日程は下記のとおりだ。

2020年インターコンチネンタルGTチャレンジ カレンダー
RoundDateCourceNationalityDistance12/1〜2バサーストオーストラリア12時間27/23〜26スパベルギー24時間38/22〜23鈴鹿日本10時間410/3〜4インディアナポリスインディアナポリス8時間511/21〜22キャラミ南アフリカ9時間

2020年ブランパンGTワールドチャレンジ・ヨーロッパ カレンダー
RoundDateCourceNationalityDistance14/17〜19モンツァイタリア耐久25/2〜3ブランズハッチイギリススプリント35/9〜10シルバーストンイギリス耐久45/29〜30ポールリカールフランス耐久56/26〜28ザントフールトオランダスプリント67/3〜5ミサノイタリアスプリント77/23〜26スパベルギー耐久89/4〜6ニュルブルクリンクドイツ耐久99/25〜27ブダペストハンガリースプリント1010/9〜11バルセロナスペインスプリント

2020年ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア カレンダー
RoundDateCourceNationalityDistance13/28〜29セパンマレーシア25/23〜24富士日本36/20〜21鈴鹿日本47/11〜12ヨンナム韓国59/12〜13中国中国610月上海中国3時間

2020年ブランパンGTワールドチャレンジ・アメリカ カレンダー
RoundDateCourceNationalityDistance13月or4月COTAアメリカ25/16〜17CTMPカナダ36/6〜7ヴァージニアアメリカ48/8〜9ソノマアメリカ58/29〜30ロードアメリカアメリカ69/19〜20ワトキンスグレンアメリカ710/3〜4インディアナポリスアメリカ

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