全日本F3選手権第13戦SUGO:宮田がポール・トゥ・ウインで今季4勝目、ファステストラップも奪いフルマーク達成

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2019年07月27日 18:11  AUTOSPORT web

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今シーズン4勝目を飾った宮田莉朋
全日本F3選手権第13戦は7月27日、宮城県のスポーツランドSUGOで18周の決勝レースが行われ、ポールポジションからスタートした宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が一度もトップを譲らずポール・トゥ・ウイン。今季4勝目を飾った。2位はサッシャ・フェネストラズ(B-Max Racing with motopark F3)、小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)が3位で、第9戦以来の表彰台獲得となった。

 F3の単独開催となる今大会では3レースが予定されている。公式予選のベストラップで決定する第13戦のスターティンググリッドは、宮田がポールポジション、フェネストラズ、エナム・アーメド(B-Max Racing with motopark F3)、小高と並んだ。今回スポット参戦となるハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark F3)は5番手。なお、三浦愛(ThreeBond F314)は今大会にエントリーしていたものの、前戦富士大会のクラッシュでの怪我が完治しておらず、リタイア届けが出されている。

 午前中の予選は比較的涼しく、時折雨粒も確認できるようなコンディションだったが、ここから一気に夏の日差しが照りつけ、午後2時30分スタートの決勝レースはうだるような暑さのなかで行われることに。レッドシグナルが消灯すると、1列目の宮田とフェネストラズは順調にスタートを切り、「(スタートの)リアクションが良くなかった」というアーメドが小高にかわされ順位を落とす。

 オープニングラップは宮田、フェネストラズ、小高の順でコントロールラインを通過したが、直後の1コーナーで宮田がオーバーラン。すぐにコースに復帰したが、この好機を見逃さなかったフェネストラズが宮田に並びかけた。2台はラインを交錯させながら接近戦に。これに小高も近づき、3台でのトップ争いになるかと思われたが、体勢を立て直した宮田が3周目にファステストラップを記録、続く4周目にいち早く1分14秒台にタイムを入れてフェネストラズと小高を突き放した。

 フェネストラズもベストラップは更新するものの、宮田のペースにはついていけず、5周目には両者の差は1秒以上に広がった。その後も宮田は安定したペースでじわじわとフェネストラズとの差を広げ、最終的には3秒差でチェッカー。4周目に記録した1分14秒833が全体のファステストラップとなり、フルマークで今季4勝目を挙げた。

 3位の小高は第9戦以来、自身3度目の表彰台で、フェネストラズを挟みカローラ中京 Kuo TEAM TOM'Sが1-3フィニッシュとなった。マスタークラスは今大会唯一のエントリーとなるDRAGON(TEAM DRAGON F3)が完走を果たし5勝目を飾った。

全日本F3選手権第13戦スポーツランドSUGO 決勝結果
Pos.No.MCDriverCar NameCarLapsGrid136宮田莉朋カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス181211サッシャ・フェネストラズB-Max Racing with motopark F3F314/スピース182337小高一斗カローラ中京 Kuo TOM’S F317F317/トヨタ-トムス184465エナム・アーメドB-Max Racing with motopark F3F312/スピース183528ハリソン・ニューウェイB-Max Racing with motopark F3F312/スピース18562大湯都史樹TODA FIGHTEXF319/トダ18778片山義章YTB by CarlinF315/スピース186835河野駿佑RS FINE K&N F318F318/HWA188912大津弘樹ThreeBond F318F318/スリーボンド東名18111051アメヤ・ベイディアナサンB-Max Racing with motopark F3F315/スピース1810117エステバン・ムースYTB by CarlinF317/スピース1891230MDRAGONTEAM DRAGON F3F314/スピース1812

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