KAT-TUN 亀梨和也、新章を切り拓いていく覚悟 ラジオで語った“ジャニーズの繋がり”

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2019年07月31日 09:31  リアルサウンド

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 KAT-TUNが、本日7月31日に最新アルバム『IGNITE』をリリースした。KAT-TUNというグループが持つパーソナルイメージを、ストレートに描き出したような最新作だ。雄々しくて、アツくて、ファンの心を“IGNITE(燃え上がらせる)“。これぞ、KAT-TUNの王道と呼ぶにふさわしい。


(参考:亀梨和也&キスマイ&Jr.、メドレーで届けるジャニー喜多川への感謝 Mステ90分拡大SPへの期待


 公式HPによれば「楽曲は全てライブでのパフォーマンスを視野に入れてセレクト」「ライブとの繋がりをより高めた」という本作。今、KAT-TUNが自分たちの“王道“をぶつけてきた意味……。そこに、ジャニーズの新章を切り拓いていく覚悟が感じられる。


 亀梨和也がパーソナリティを務めるラジオ『KAT-TUN 亀梨和也のHANG OUT』(FM NACK5)の7月27日放送回では、7月9日にこの世を去ったジャニー喜多川社長のこと、プロデューサーに転身し、ジャニーズイズムを継承していく中心人物となる滝沢秀明との思い出、そして亀梨自信が感じたジャニーズの繋がりについてしみじみと語られた。


 7月は『音楽の日』(TBS系)、『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)と、音楽番組への出演が続いていた亀梨。『音楽の日』では、アルバム『IGNITE』にも収録されている「DANGER」の初披露を含めたスペシャルメドレーをパフォーマンスし、番組を盛り上げた。


 なかでも、MCを務めていた中居正広に歌いながら絡みにいった場面は、ジャニーズファン必見のシーンだった。ヤンチャな後輩3人に囲まれ、ドギマギしながらもノリノリで応える先輩・中居の図がなんとも微笑ましい。そんな生放送ゆえのサプライズな展開を「先輩にああいう形で絡ませてもらえるというのは、ありがたいことだなと思います」と振り返った。


 また、「Jr.の子たちが本当に素晴らしいステージを繰り広げてくれまして。間近で見ることができたというのも非常に感慨深かったですね」と続け、「放送が終わって帰るときに、全員にハイタッチして僕はスタジオを後にさせてもらいましたけど。なんかああいう熱量とか、想いというのがね、非常に伝わるステージで素晴らしかったな」と、ジャニー喜多川社長が繋いだ先輩・後輩の縁を愛しむように、ジャニーズの共演を楽しんだようだ。


 さらに、ジャニー喜多川社長の功績を振り返るスペシャル企画がオンエアされた『ミュージックステーション』7月19日放送回では、ソロ曲「絆」と「青春アミーゴ」を披露。バックにラウール(Snow Man)、道枝駿佑(なにわ男子)という、若手ジャニーズJr.をつけたことでも大きな話題になった。この演出は、亀梨と滝沢と話し合いから生まれたものだという。


 滝沢と共に演出をしたと聞けば、5月に1stソロシングル「Rein」を『ミュージックステーション』で披露した際も、ジャニーズJr.の人気ユニット・美 少年とのコラボが注目を集めた。その際、なかなかデビュー組のステージを観に来ないジャニー喜多川社長の姿もあったという。「僕にできることはもしかしたら微々たることかもしれないけど、自分のパフォーマンスももちろん、後輩のみんなとも共有できるものを少しでも多く持ちたいなというふうに感じています」と、亀梨なりの方法でジャニーズファミリーのこれからを導いていく決意を語った。


 そんな中、亀梨と滝沢の仲睦まじい思い出話も。「タッキーには個人的にね、非常にお世話になったなという思いで。自宅にも、何回も何回もお泊りさせてもらって、舞台のときなんかは住み込みでリハーサルも通わせてもらった時期もあって。そのときタッキーがね、洗濯もしてくれたり(笑)。ご飯もね、ごちそうしてくれたり」と、なんとも甲斐甲斐しいエピソードに頬が緩む。


 KAT-TUN・亀梨和也としていつまでも尖り続け、ソロアーティスト・亀梨和也として後輩たちを導き、人間・亀梨和也として師や先輩に誠実に恩返しを忘れない。そんな男気溢れる亀梨がめくるジャニーズの、そしてKAT-TUNの新たなページが、燃え上がるようなエネルギッシュなものであることを期待している。(佐藤結衣)


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