松本穂香主演×角川春樹監督で『みをつくし料理帖』映画化 来年秋公開

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2019年08月06日 13:30  CINRA.NET

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上から時計回りに角川春樹、奈緒、松本穂香、中村獅童
角川春樹監督の映画『みをつくし料理帖』が2020年秋に全国公開される。

高田郁の同名時代小説を原作とする同作は、困難を乗り越えながら運命を切り開いていく料理人・澪の成長と、その幼なじみ・野江との友情を描いた作品。2012年と2014年には北川景子主演でスペシャルドラマ化、2017年には黒木華主演で連続ドラマ化もされた。今回の映画化は『みをつくし料理帖』の刊行10周年を記念するもの。

澪役に松本穂香、野江役に奈緒、江戸の吉原で頂点を極めるあさひ太夫を守る男・又次役に中村獅童がキャスティング。料理監修は服部幸應が務める。

角川監督は「高田郁さんの『みをつくし料理帖』が発刊されて十年、何度も映画化の話が持ち上がっては流れてきた。今になって振り返ってみると、全てが眼に視(み)えない世界によって、私が製作・監督をすることが決定されていたと思われる。過日、松本穂香の衣装合わせに同席した私の秘書は、無意識に、『澪ちゃんが此処(ここ)に立っている』と呟いた。松本穂香も運命によってスクリーンに登場する。私はこの映画に身を尽くす」とコメント。

松本は「澪という人は、芯の強さ、周りを包み込むような優しさをいっぱいに持っている人だと思っています。そんな澪を演じることで、物語の中に流れるあたたかさを、観てくださる皆さんにも感じて頂けるように、精一杯頑張りたいと思います!」と述べている。

■角川春樹監督のコメント
高田郁さんの「みをつくし料理帖」が発刊されて十年、何度も映画化の話が持ち上がっては流れてきた。今になって振り返ってみると、全てが眼に視(み)えない世界によって、私が製作・監督をすることが決定されていたと思われる。過日、松本穂香の衣装合わせに同席した私の秘書は、無意識に、「澪ちゃんが此処(ここ)に立っている」と呟いた。松本穂香も運命によってスクリーンに登場する。私はこの映画に身を尽くす。

■松本穂香のコメント
「みをつくし料理帖」という、たくさんの人に愛されている作品の映画化!しかも主人公ということで、初めは驚きましたが、いまは澪を演じられる幸せな気持ちでいっぱいです。澪という人は、芯の強さ、周りを包み込むような優しさをいっぱいに持っている人だと思っています。そんな澪を演じることで、物語の中に流れるあたたかさを、観てくださる皆さんにも感じて頂けるように、精一杯頑張りたいと思います!

■奈緒のコメント
「みをつくし料理帖」に参加させて頂けること、さらにずっと憧れだった太夫の役を演じられることが嬉しくてたまりません。自分自身にとって沢山の挑戦がある役ですが角川監督から頂いた「凛」という言葉を胸に、松本穂香さんはじめ素敵な共演者の皆様とご一緒できる贅沢を丁寧に楽しみたいと思います。

■中村獅童のコメント
角川監督とお仕事をさせていただくのは「男たちの大和/YAMATO」以来になります。角川映画に憧れていた世代ですので、角川監督の作品に出演できる喜びは大きく、今からワクワクしています。本格的な時代劇が少なくなっている昨今ですが、しっかりした時代劇をお見せできるよう頑張りたいと思います。また、脚本からのイメージですが、僕が演じる又次という人物は非常に男らしく、心根が優しい男だと感じています。奇を衒うことなく、真っ直ぐな気持ちで演じることができたらと思います。
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