壊れたマンホール蓋を踏んでしまった3歳男児が転落（中国）＜動画あり＞

自己主張が強く、自分でなんでもやってみないと気が済まない“3歳児”は、好奇心も旺盛なため事故に巻き込まれることが圧倒的に多い。そんな3歳児が壊れていたマンホール蓋に足をのせ、穴に転落するという事故が中国で発生した。

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貴州省遵義市で8月1日午後5時15分頃、3歳男児が蓋がきちんと閉まっていないマンホールを踏んで転落するという事故が起こった。男児はすぐそばにいた父親によって救出され無事だった。

事故の一部始終は監視カメラによって捉えられており、男児が蓋が壊れたマンホールの前で一度立ち止まる姿が見てとれる。その後、男児は右足をマンホールの蓋の上にのせるという大胆な行動に出るのだが、蓋が抜け落ちてポッカリと開いた穴の中に吸い込まれるように転落してしまった。

そばにいた父親が慌てて駆け寄り、いったん穴に腰を降ろし中に入ろうとしたが、すぐに体勢を立て直し、頭を突っ込んで男児をつまみ上げた。その後、男児を膝の上にのせた父親はなだめようとしているが、息子の無事を確認した母親はその場にへたり込んこんでしまっている。

現場にはすぐ地元警察が駆けつけ、マンホールの穴にはピンクのガードが被せられて修理が行われた。

事故後、男児の父親はメディアのインタビューに応じてこのように語っている。

「穴の中は汚水で溢れ、中の状態がどうなっているのかよく見えませんでした。息子が頭を突き出しているのが分かったので引っ張り上げましたが、とても怖がっていました。脚に痣ができただけで無事だったのでホッとしています。」

またこの動画は『Inside Edition』『CBS 17』などで取り上げられて拡散しており、次のようなコメントが寄せられている。

「好奇心旺盛なのはいいことだけどこれは危ない。」
「事故が起こる前に何とかならなかったのか。」
「何事もなくて良かった。」
「3歳児を1人で歩かせる親が悪い。絶対手をつないでおくべき。」
「この子は一度『止めておこう』と思ったはず。それでもジャンプしてしまうところが3歳児。」
「忍者の真似をしただけだよね。」
「これは街のメンテナンスの問題でしょう。」
「自分の子が同じ目に遭ったとしたらと思うと、ゾッとする。」
「穴が浅くて良かった。」
「父親のすばやい対応が息子を救ったんだよ。ホッとした。」

今回は何事もなく済んだが、3歳児が命の危険に晒されるという事故も度々起っている。今年7月には、スペインのイビサ島の公園で遊んでいた3歳児が、合成麻薬を拾って食べて重体となった。また3月には、乳製品アレルギーの3歳児が母親が隠していたチョコを食べて重篤に陥っていた。



画像は『Inside Edition　2019年8月5日公開YouTube「Father Rescues 3-Year-Old Son Who Fell Down Manhole in China」』のサムネイル
（TechinsightJapan編集部　A.C.）