嵐 二宮和也×櫻井翔、『山田太郎ものがたり』共演で深めた絆 内に秘めた熱い思いも共通点に

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2019年08月10日 06:11  リアルサウンド

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リアルサウンド編集部

 2007年に放送されたドラマ『山田太郎ものがたり』(TBS系)。原作者の森永あいが8月2日に逝去していたことが明らかになり、原作・ドラマ双方のファンにショックが広がっている。ドラマは嵐の二宮和也と櫻井翔がW主演を務めるという、今では考えられないほど豪華なキャストが組まれていた。


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 イニシャルの“S”と“N”から磁石コンビ、名前の頭文字をとって櫻宮コンビ、そしてドラマ名から“やまたろ”コンビとも言われている櫻井と二宮。ドラマ内では二宮が周囲から裕福だと思われているが実は貧乏かつ苦労人の山田太郎、櫻井が山田の事情を知る親友・御村託也を演じていた。キャスターとしても活躍する櫻井と、俳優として高い評価を得ている二宮というグループ内でも知性派として知られているコンビだが、当時の撮影中は2人で無邪気にじゃれ合っていたそう。嵐の中ではツッコミ役や進行役に回ることが多いからこそ、2人でいる時はリラックスして過ごせるのかもしれない。


 Jr.時代からこれまで長い間を共に過ごしてきた2人だが、今もその絆は変わっていないように思う。2016年放送の『ニノさん』(日本テレビ系)には、たまたま隣のスタジオで収録していた櫻井がカンペを手にサプライズ登場。一瞬の出来事だったが、愛ある櫻井の行動にファンは大いに湧いていた。また、2017年放送の『PON!』(日本テレビ系)では“ライブ中に目が合う”メンバーにお互いの名前を挙げるなど、無意識のうちに気にかけている様子もうかがえる。


 そして活動休止発表会見の際に、「『無責任じゃないか』という指摘もあるのでは」と記者から質問が飛ぶと櫻井はすぐさま、「これは我々の誠意です」と反応。続けて「(大野智が)悪者にされる可能性があるのでは」と言われると二宮は「もしそうやってリーダーが矢面に立って、リーダーが悪者になって見えているのであれば、我々の力不足だと思います」ときっぱり返していた。一見クールに見える櫻井と二宮が、実は嵐というグループ、メンバー、そしてファンに対してひときわ熱い思いを抱いていることがこうした言葉の端々から伝わる。6月に放送された『SONGS』(NHK総合)で二宮は「5人で歌えて踊っていて、その場があればもはや曲はどれでもいい」とも語っていた。


 『山田太郎ものがたり』では、櫻井が二宮を時に支え、時に温かく見守る“親友”という関係性を演じた。ここでの共演が2人の絆をより強固にしたことは間違いない。嵐は今後、9月には久々のシングル『BRAVE』、10月には20周年を記念したビデオクリップ集『5×20 All the BEST!! CLIPS 1999-2019』の発売が控える。グループだけでなく、“やまたろ”コンビとしての結びつきもますます強まりそうだ。(竹上尋子)


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  • キララの星が最後でしたか。ご冥福をお祈りします。
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