清太の考えが甘かろうが何だろうが、戦争というものさえなければ、あんな悲劇は起こらなかった。戦後の国民の努力なしには、日本の急成長はなかったとはいえ、戦争が生んだものは悲しみしかない。

『火垂るの墓』というと、野坂昭如の娘が国語の授業で出された「この時の作者の思いを書け」という問題に、本人から聞いた「締め切りが延びてほしい」と答えたら不正解にされた話を思い出すｗ

火垂るの墓、子供の頃見た感想と大人になってから見た感想が真逆なんよな(；＝ω＝) 視点を少し変えるだけでこれほど見方が変わるアニメもそうそうあるまい(；＝ω＝)

ジャンル的に「ファンの人の聖地」とかいうものじゃない気がする。

野坂昭如の実体験を知ると火垂るの墓がまだいい様に書いていると思える。彼自身の未熟さに加え戦争という異常な状態に置かれた人間の悲劇がそこにはある。でも現代日本でも局地的に起こっている事

あれはバカな兄のせいで妹が死んだ物語と認識してますので…。

「火垂るの墓」は、最初に観た時は確かに我儘な主人公の言動が気になってモヤモヤとした印象が私も残った。しかし戦争が日常にもたらす影響を考えて観直すと、新たな発見がいくつも出てくる名作だ。

このアニメ、最初、数分から涙が出る( ；∀；)

火垂るの墓って､悲し過ぎて､苦しくて見てられないのよね( ノД`)｡毎年､この時期にテレビでやるけど｡

原作は、映画よりも、もっと悲惨な結末。あまりの悲壮感に、買った単行本を持っていることすら、ままならなず、駅のゴミ箱に捨ててしまった…。だから余計に、忘れられない物語になっている。

戦争がイカンというのは意見として良い。でも、戦争をしなきゃ国民が死ぬか奴隷にされるとなったら自らの手で外敵を排除する行動としての戦争は誤りじゃない。前者で思考停止してる奴は薬飲むなよ？

チユーシヨータマゲタナア(￣〜￣;)

やめてやれ　原作者が創作に行き詰まり、それでも出版社から作品出せと突き上げられて追い詰められて、「妹を見殺しにして自分だけ生き残った」体験をさらに一部美化した（本人談）黒歴史作品だぞ

数ある つまらないジブリ作品が多い中で個人的に『千と千尋の神隠し』と並ぶ大傑作！