ほのばびの“真っ直ぐな想い”届かず……ゆいと巡る三角関係に終止符 『オオカミちゃん』第4話

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2019年08月11日 21:01  リアルサウンド

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『オオカミちゃんには騙されない』(c)AbemaTV

 AbemaTVが放送するオリジナル恋愛リアリティーショー『オオカミ』シリーズの最新作である『オオカミちゃんには騙されない』の第4回目が、8月4日に放送された。男女10人が本気で恋をする様子を追った本作。モデルやインフルエンサーなど話題の人物が恋愛をするリアルな模様が、いま話題となっている。


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 第4話ではゆいと(竹内唯人)の太陽LINEが波乱を起こす。太陽LINEデートで、あいり(杉本愛里)を誘ったゆいとは二人きりでデートを楽しんでいた。しかし後半、突然いと(宮瀬いと)とほのばび(浪花ほのか)が現れ、ゆいとがいま誰を好きなのか、決断を迫る。


 初めて船の上で話した時から、これまでずっとゆいとに一途な想いを寄せてきたほのばび。ゆいととツーショットになれる場所には積極的に参加し、ゆいとが好きだということを公言もしていた。ゆいと以外には目もくれず、ひたすら真っ直ぐにアピール。しかしゆいとはそれに対して、喜びはするものの、応えるような言動は見せずにいた。ゆいとの本命は、あいりだったのだ。第一印象から気になり、赤いブレスレットもあいりに渡していたゆいと。さらにアプローチを仕掛けるべく、太陽LINEも使った。デート中に写真を撮るときはぴったりと寄り添い、あいりが向ける好意にわかりやすくにやけるなど、ゆいとの気持ちは今まで以上にはっきりと表面に出ていて、視聴者から見てもわかるほどである。


 はじめこそアトリエに来ていたほのばびだが、二人の動向が気になって、後半からは太陽LINEデートに参加。そしてほのばびは、いてもたってもいられず、ゆいとに「ここで決心つけようと思って。これからもあいりちゃん一途って感じなら、違う人との恋愛を頑張ってみようかな」と告白する。ゆいとは「あいりなのかばびちゃんなのか、自分の中で気持ちがはっきりしていなかったから、(太陽LINEで)あいりと一度話してみて、自分の気持ちに正直になれたら、ばびちゃんに話そうと思っていた」と明かした。


 しかし、この言葉だけでは、ほのばびの気持ちは収まらない。「だからどうなの?」とはっきりとした答えを求めて詰め寄る。ゆいとは悩みつつも、「一旦は、俺のことを諦めて新しい人を探そう」と苦渋の決断をし、伝えた。それを聞いたほのばびは「ばいばい、いってらっしゃい」と明るく振る舞い送り出すも、ゆいとが去ったあと、静かに涙を流す。


 ゆいとはほのばびを振るとき、かなり悩んでいる様子で、なかなか言葉が出てこず、最後まで手こずっていた印象だ。ほのばびは焦ってしまい、そんなゆいとを受け止めて、答えを待ってあげる余裕がなかった。初対面の時から三角関係だったゆいと、ほのばび、あいり。このたび、その関係性に一旦終止符が打たれた。ここまで一途に一人の男性を想い続け、玉砕していく様子を見ると、ほのばびが“オオカミちゃん”である可能性は低いように感じる。


 一方であいりは、実はゆいとが好きだとはっきりとは公言していない。ゆいとに対しても「いちばんしか決まってない」と言っただけで、それがゆいとだとは明言していないのだ。ゆいとは自分だと思ってにやけているが、実際あいりはかずま(ミッチェル和馬)との太陽LINEデートにも顔を出すなど、怪しい言動が見受けられる。“オオカミちゃん”である可能性も……。


 ほのばびの恋が儚く散った第4話では、時を同じくしてゆうか(鈴木ゆうか)もプチ失恋している。かずまを諦めてひろむ(黒田昊夢)の好意を受け取ろうか悩んでいた。ゆうかはひろむという自身のことを想ってくれている相手がいるが、ほのばびはゆいと一直線だっただけに、“他の誰か”がいない。ほのばびの涙は失恋だけでなく、取り残されてしまった焦りの意味もあったのだろう。果たして、ほのばびは新しい恋を見つけられるのか。次回はついに中間告白が待ち受けている。(文=Nana Numoto)


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