『アナベル 死霊博物館』は『死霊館』シリーズに一番近い? ジェームズ・ワンがコメント

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2019年08月13日 13:01  リアルサウンド

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(左から)パトリック・ウィルソン、ジェームズ・ワン、ヴェラ・ファーミガ (c)2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved

 9月20日に全国ロードショーとなる『アナベル 死霊博物館』より、製作を務めたジェームズ・ワンのコメントが公開された。


参考:『死霊館』シリーズのウォーレン夫妻の姿も 『アナベル 死霊博物館』場面写真公開


 本作は、シリーズ全世界興収17.6億ドルを超える『死霊館』ユニバース最新作。超常現象研究家ウォーレン夫妻の家に、強烈な呪いを持つ一体の人形が運び込まれた。その人形の名は、アナベル。アナベルは地下の“博物館”で、他の呪われし品々とともに厳重に封印された。夫妻が仕事で家を空けるある日、娘のジュディは年上の少女のメアリー、ダニエラの3人で一夜を過ごすことに。しかし、ダニエラが“警告 決して触るな“と書かれた博物館に勝手に入り込み、アナベルの封印を解いてしまう。それは、少女たちの想像を絶する悪夢のはじまりとなった。


 『死霊館』シリーズではおなじみのパトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガ演じるウォーレン夫妻が登場するほか、夫妻の娘であり本作の主人公ジュディを『gifted/ギフテッド』『キャプテン・マーベル』のマッケナ・グレイスが演じる。


 『死霊館』ユニバースは、2013年に公開された『死霊館』に始まり、2014年の『アナベル 死霊館の人形』、2016年の『死霊館 エンフィールド事件』、2017年の『アナベル 死霊人形の誕生』、2018年の『死霊館のシスター』、そして今回の『アナベル 死霊博物館』と続く。『死霊館』生みの親にして、監督もしくは製作として全作品に携わっているワンは、「今回のアナベルは『死霊館』シリーズに一番近い作品かもしれない。パトリック・ウィルソンとヴェラ・ファーミガが出演しているのもあるけれど、映画のトーンも『死霊館』の作品と似ていて、楽しいところも散りばめているよ。キャスト陣も少女が3人登場するから若々しい。『死霊館』ユニバースの作品だけあって怖いけれど、楽しいお化け屋敷的な体験ができるんだ!」とコメントしている。


 また、『死霊館』のユニバースが広がるなか、『アナベル』作品を手がける醍醐味については、「僕は昔から気味の悪い人形に魅了されてきた。すごく幼い頃に『ポルターガイスト』を観たせいだろう。あれは一生のトラウマだね。だから悪霊に取り憑かれている物体というテーマに昔から興味がある。アナベルは呪われた人形としては一番有名なものの一つだろう。僕は『死霊館』の1作目を撮る前からウォーレン夫妻のファンで、夫妻の数々の体験や、呪われた人形を保管しているというストーリーを自然に映画にしたいと思えた。そんなアナベルがこのようにして大スターになり、シリーズ化されたというのは、人気の証だね」と語った。


 さらに、『死霊館』ユニバースには欠かせない存在となった、ウォーレン夫妻を演じるウィルソン&ファーミガとワンの写真も公開された。(リアルサウンド編集部)


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