西武、投壊で6連勝ならず…4被弾・20被安打で2004年以来の20失点

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2019年08月15日 22:03  ベースボールキング

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厳しい表情の西武・辻監督
● 西武 8 − 20 オリックス ○
<21回戦・メットライフ>

 8月10日のロッテ戦から5連勝中だった西武だが、この日は投手陣が崩壊。オリックス打線に計4発・20安打を許し、今季ワーストとなる20失点の大敗を喫した。

 首の違和感から復帰登板となった先発の本田圭佑は初回こそ無失点で立ち上がったものの、2回に先頭のステフェン・ロメロに特大の一発を浴びて失点。その後も3本の安打で満塁のピンチを招くと、若月健矢の適時打で2点、西野真弘と吉田正尚の連続適時打でもう2点と計5失点。2回途中で早くもノックアウトされてしまう。

 代わった左腕の小石博孝もこの流れを食い止めることができず、スティーブン・モヤに2点適時打を浴びてさらに2失点。2回だけで8安打集中で7失点と完全に主導権を握られる。さらに小石は3回も続投したが、西野に2打席連続で適時打を許すと、なおも満塁からロメロに2打席連続となる本塁打を被弾。グランドスラムでこの回も5失点。序盤で0−12と大きく突き放された。

 打線は4回裏に2番の源田壮亮から森友哉、この日が36歳の誕生日である中村剛也の3者連続本塁打で反撃のポーズは見せるが、直後の5回表には前のイニングから3番手として登場した大石達也がロメロにこの日6打点目となる適時打を打たれ、つづくモヤにはこの日5打点目となる3ランを被弾。助っ人コンビに5回終了時点で計11打点を稼がれるという大炎上もあり、前半5回終了時点でスコアは驚愕の4−16となる。

 その後も“花火大会”はつづき、西武は6回に山川穂高が2試合連続となる今季35号の2ランを放ったものの、オリックスも負けじと吉田正尚が7回に21号ソロ。返せども返せどもその点差を詰められないでいると、オリックスはその後も攻撃の手を緩めず、8回に2点、9回にも1点と小刻みに加点。終わってみれば、最終スコアはなんと8−20。大敗で西武の連勝は5でストップした。

 なお、西武の20失点はもちろん今季のワースト。チームとしては2004年8月27日・ダイエー戦以来となる20失点の大敗となった。


◆ 2004年8月27日・ダイエー戦のスコア
▼ 西武 4 − 20 ダイエー
ダ|511 500 710|20(24安打)
西|301 000 000|4
[勝] 斉藤
[負] 三井
[本塁打]
ダ:ズレータ29号・30号、松中38号
西:フェルナンデス30号

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  • 途中から野手に投げさせてもいいくらいだもんな。。ま、こんな日もあるべ。
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