フェラーリF1代表「マシンに関してやるべきことは多いが、ドライバーふたりには大満足」

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2019年08月16日 10:51  AUTOSPORT web

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2019年F1カナダGPで表彰台に上ったセバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレール(フェラーリ)
フェラーリのチーム代表マッティア・ビノットは、2019年のドライバーラインアップ、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールに非常に満足していると語った。

 フェラーリは今シーズン前半を未勝利のまま終えた。フェラーリSF90は低速コーナーでのスピードが不足しており、トラブルやミスによっても多くのポイントを取りこぼした。ビノット代表は、サマーブレイクでいったんリフレッシュし、後半戦でさらなる向上を図っていくと語った。

「やるべきことは多い。だが我々にとって今大事なのは、立ち止まって休むことだ」とビノット。

「冬季テストを終え、シーズンを開始してから、我々はたくさんのエネルギーを注いできた。開幕戦オーストラリアで、ライバルたちとのギャップを縮める必要があると認識した。そのためファクトリーの全部門、サーキット現場を訪れるスタッフたちすべてが、多くのエネルギーを費やしてきたのだ。今は休暇を取り、休むのにいいタイミングだ」

 苦しいシーズンを送っているものの、ふたりのドライバーのパフォーマンスには満足しているとビノットは言う。

「セブは常に強力なレースペースを発揮する。レースペースを最大限に活用することが自分にとって重要だということを、理解しているのだ。シルバーストンのようなミス(注:マックス・フェルスタッペンに追突)をしたときには、もちろんうまくいかないが」

「しかしそれを除けば、ベッテルに非常に満足している。経験が豊富で、タイヤマネジメントの仕方も理解している。そこが彼の強みだと思う。そういう面で彼はとても優れた仕事をしている」

「シャルルはフェラーリでの最初のシーズンを過ごしており、プレッシャーは大きいはずだ。いくつかミスをしたが、学習意欲が高く、同じ過ちを絶対に繰り返さないという強い姿勢を示している。チームにうまく溶け込み、大きく進歩しており、そういう部分に我々は極めて満足している」

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