日向坂46メンバーも『フォートナイト』の熱戦に興奮 高校生eスポーツ大会『STAGE:0』レポート

0

2019年08月19日 15:01  リアルサウンド

  • チェックする
  • つぶやく
  • 日記を書く

リアルサウンド

写真

 高校生eスポーツ大会『Coca-Cola STAGE:0 eSPORTS High-School Championship 2019』が8月14日、15日に舞浜アンフィシアターで開催された。


(参考:日向坂46が『フォートナイト』ゲーム実況に挑戦! 渡邉美穂「深夜に夜な夜なやってます」


 『STAGE:0』は、eスポーツ競技の発展と世界で活躍する日本人選手の輩出を目指し、本年からスタートした国内最大級のeスポーツ高校生大会。第1回大会となる今年のエントリー総数は、『クラッシュ・ロワイヤル』『フォートナイト』『リーグ・オブ・レジェンド』3部門を合わして、全1475校、1780チーム、4716名となる。本記事では14日に行われた『フォートナイト』決勝大会をレポートするほか、当日囲み取材に応じた日向坂46メンバーのコメントもお届けする。


 6月より順次開催された全国7ブロックでの代表決定戦の末、『フォートナイト』決勝大会に進出したのは44チーム。会場には『STAGE:0』の大会アンバサダーを務めるアンガールズ・田中卓志、みちょぱこと池田美優、大会スペシャルサポーターのアルコ&ピース・平子祐希、酒井健太、大会応援マネージャーの日向坂46から佐々木久美、金村美玖、富田鈴花、丹生明里、松田好花、渡邉美穂、スペシャルゲストには三代目 J SOUL BROTHERSのELLY/CrazyBoy、解説ゲストにはリテイルローのおじさん、プロゲーミングチーム「CRAZY RACCOON」からねこくん!が登場した。


 田中は『フォートナイト』に登場する補給ラマに乗って、みちょぱと共に姿を現した。「これすごい可愛い! 『フォートナイト』やってたらぶち壊したくなる」という田中のゲームネタに、酒井が「ダメです! お金かかってますから」と制止。田中とみちょぱは『有吉ぃぃeeeee!』、アルコ&ピースは『勇者ああああ』とそれぞれテレビ東京のゲーム番組に出演している関係性。「アンガールズの田中か、小林幸子か」と平子からせり上がりによるド派手な登場演出をいじられると、「『有吉ぃぃeeeee!』のオープニングとは違うね」と街角でローカルトークからスタートする番組に触れながら、「今日はいつもと違うモードで頑張りたいと思います」と意欲を燃やした。


 日向坂46は、関東予選にも登場し、テレビ東京公式ゲームYouTubeチャンネルにて「日向坂46、100時間ゲームやり込みます!」企画として『フォートナイト』の実況プレイにも挑戦している。田中の配信にもゲストとして出演しており、佐々木がコメントする様子をじっくり見ていた他田中は「キャプテンらしいこと言うね。(メンバーの顔を)俺もだんだん覚えてきた」とゲームを通じて仲が深まっている様子だった。


 決勝大会の3ラウンドには田中、みちょぱのほか、ELLY、日向坂46メンバーも実況席にて選手のプレイを見守った。「日向坂46、100時間ゲームやり込みます!」の配信でも一人抜きん出た実力を見せていた渡邉美穂は、高校生らのプレイに感化されたのか大会を見ながら自身も楽屋で『フォートナイト』をやっていたとのことで、日向坂46全員で100時間のプレイを目指す企画に、すでに一人で80時間やっていることを明かすと、実況席一同が驚愕。田中も「俺もそこまでやってないかもしれない」とコメントすると、渡邉は「ビクロイ(ビクトリーロイヤル)もしたことあります」と話し、さらに会場を驚かした。


 優勝には、1ラウンド、2ラウンドを制覇した千葉県立下総高等学校のチーム「とうもろこし畑」、準優勝には3ラウンドにてビクトリーロイヤルを成し遂げた群馬県桐生第一高等学校のチーム「初心者連動」が選ばれた。初代王者に輝いた「とうもろこし畑」から、大会中その強さにSNSをざわつかせていた「Liberta ぼくラグナ」は、今後の展望を聞かれ「プロチームを目指して頑張ります」と明言した。『STAGE:0』には2日間で累計2800人以上が来場、全ライブ配信の総視聴者数は約136万人を記録した。2020年夏には、早くも第2回『STAGE:0』の開催が決定している。


 大会終了後、日向坂46から囲み取材に登場したのは、佐々木、松田、丹生の3名。大会応援マネージャーを通して丹生は、「戦っている選手にたくさんエールを届けたいなと思っております。同年代の方が青春をかけて熱く戦っている姿を観る機会はなかなかないので感謝で一杯です」とコメント。これまでゲームをあまりプレイしていなかった松田は、「予選大会も観てさらにゲーム自体に興味を持ちましたし、高校生のみなさんがプロみたいに熱い戦いを繰り広げていて、頑張ってほしいなという気持ちも強くなりました」と話す。


 大会の実況席に座った渡邉は、日向坂46の中でも凄腕のゲーマーで、最後まで生き残り優勝する「ビクトリーロイヤル」を達成したこともあるメンバー。渡邉の姉も実力者らしく「美穂とお姉ちゃんと一緒にやったことがあるんですけど、誘導とかしてくれて、たくさん勉強になりました」と丹生が明かす。さらに兄も参加するほど、家族ぐるみの関係性になっているようで、「『フォートナイト』一家みたいな感じで」と松田が笑顔で答えていた。


 「日向坂46、100時間ゲームやり込みます!」企画で、メンバーらは合計100時間のゲームプレイを目指していた。しかし、大会中に渡邉は、すでに一人で80時間『フォートナイト』をプレイしていることを明かし、会場を驚かせていた。3人はどのくらい『フォートナイト』をやっているのか質問が飛ぶと、丹生は75時間、松田と佐々木はそれぞれ20時間だという。ニンテンドースイッチを持ち歩くほどにハマってしまった丹生は「最初は本当に難しくて。建築もできないしって感じだったんですけど、やっていくうちにできるようになっていきました。ルールを覚えると、みなさんが戦っていることも段々と分かってくるようになるので、自分が分かって楽しいし、応援することも楽しいしで、どっちもハッピーな気持ちになれて、とにかくゲームが大好きになりました」とハッピーオーラ全開で『フォートナイト』の魅力を力説する。


 松田は14日に同会場で決勝大会が開かれた『クラッシュ・ロワイヤル』にハマっているようで、一人で70時間はプレイしたとのこと。「正直、ゲームには馴染みがなかったんですけど、これをきっかけに大好きになりました。私もこういった機会に感謝していますし、丹生が言っていたように自分も楽しいし応援していても楽しいし両方が幸せだなと思って。今日のことも楽しみにしていました」とすっかりゲームに魅了された様子だ。


 佐々木は応援マネージャーをきっかけに、日向坂46内にゲーマーが増えたと話し、騒がしい楽屋が『フォートナイト』の戦場みたいだと例える。『フォートナイト』実況プレイで、いまだゲーム本体を接続できていないと明かしていた加藤史帆のその後を聞かれると、「繋げられたと思います。話は聞かないですけど……」と怪しい様子。特に2期生の間でゲームは盛んらしく、「お家に帰ってみんなで電話繋げながらスクワットやったり、『明日早いしお風呂入らないと』って言いながら、『これ最後にしよう』って言って、やったりしています」と松田が丹生と共感しながら話す。グループの活動を終えても、ゲームを通して一緒にいる感覚を味わっているようで、「会えなくてもプレイでコミニュケーションが取れる仲間みたいな感じです」とさらにグループの仲が深まっていることを松田は伝えていた。


(渡辺彰浩)


    ニュース設定