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「国民望むなら退位も」=昭和天皇、再軍備にも言及−初代宮内庁長官の手記で判明

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2019年08月20日 07:31  時事通信社

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時事通信社

写真公開された初代宮内庁長官の田島道治氏の拝謁記=19日午後、東京都渋谷区
公開された初代宮内庁長官の田島道治氏の拝謁記=19日午後、東京都渋谷区
 戦後約5年半にわたり初代宮内庁長官を務めた田島道治氏が、昭和天皇とのやりとりを記録した手記が19日までに、見つかった。計18冊の手帳やノートに書き込まれた文書の中には、国民が望むのなら退位も辞さないというくだりや、再軍備と憲法改正の必要性を昭和天皇が説いた部分、戦争への深い悔恨と反省の気持ちを国民の前で表明したいとの意向がかなわなかったことなどがつづられている。

 田島氏は1948年から宮内庁の前身の宮内府や同庁のトップを務め、在任中、600回を超える昭和天皇との対話を詳細に記録。手帳には「拝謁記」と記されており、遺族から提供を受けたNHKが公表した。

 東京裁判の判決から1年余りが経過した49年12月には、昭和天皇が「講和が締結された時にまた退位等の論が出ていろいろの情勢が許せば、退位とか譲位とかいうことも考へらるる」と語ったと記されている。

 日本が主権を回復したサンフランシスコ平和条約の調印から発効するまでの間に当たる52年2月11日には、「私は憲法改正に便乗してほかのいろいろの事が出ると思って否定的に考えたが、今となっては他の改正は一切触れずに軍備の点だけ公明正大に堂々と改正してやった方がいいように思う」と発言したとの記述も。

 同年5月8日の拝謁では、東西冷戦が激しさを増す中、「再軍備によって旧軍閥式の再台頭は絶対に嫌だが、さりとて侵略を受ける脅威がある以上、防衛的の新軍備なしという訳にはいかぬと思う」と指摘したとのくだりもある。昭和天皇は、こうした考えを当時の吉田茂首相に伝えようとしたが、田島氏からいさめられたという。

 さらに、同平和条約発効後の日本の独立回復を祝う式典では、戦争への深い悔恨と反省の気持ちを表明したいと田島氏に伝えたものの、吉田首相の反対で削除されたとのやりとりも記録されている。昭和天皇は「私はどうしても反省という字を入れねばと思う」「反省というのは私にもたくさんあるといえばある」などと、強く希望したとされる。 

昭和天皇
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  • 昭和天皇陛下が米軍沖縄駐留をさせたと、今朝、琉球大学の教授が言っていた。何もかも昭和天皇の責任だ、憲法違反言動だとさえ言っていた。反吐がでた。洞察力のない学者は失格。
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  • NHKの報道が米国では「天皇が南京大虐殺を認めた」ことに https://www.youtube.com/watch?v=eDe6F7EYhM0
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