DTM、最終戦ホッケンハイムに登場するGT500マシンの輸送シーンの写真を公開

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2019年08月22日 01:01  AUTOSPORT web

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ホッケンハイムでのDTM最終戦に向け、コンテナに積み込まれるニッサンGT-RニスモGT500
DTMドイツ・ツーリングカー選手権は、10月4〜6日にホッケンハイムで開催される最終戦に参戦するスーパーGT GT500クラスの3メーカーのマシンが、日本から輸送されるシーンの画像をDTMのFacebookページ上で公開した。ニッサンGT-RニスモGT500とレクサスLC500の2車種が掲載されている。

 長年、統一技術規定に向けて話し合いを続けてきたスーパーGT GT500クラスとDTMドイツ・ツーリングカー選手権。両者の技術規定は『クラス1』として統一を果たし、すでにレギュレーションブックも完成。両者の間でパートナーシップが結ばれていた。

 そんななか、2019年にいよいよ実現するのが両者のマシンがともにレースを戦う『ジョイントイベント』だ。今季はDTM最終戦にホンダNSX-GT、レクサスLC500、ニッサンGT-RニスモGT500という3メーカーのテスト車両がゲスト参戦。公式戦をDTMのレギュラーメンバーとともに戦う。一方、11月22〜24日には、全車ではないもののDTM車両が日本に運ばれ、GT500クラスのマシンと富士スピードウェイでレースを戦う予定だ。

 ファン待望と言える10月のレースに向け、8月21日にDTMがFacebookページに公開したのが、ニッサンGT-RニスモGT500とレクサスLC500が輸送される画像だ。写真には『2019/08/13』という日付が記されているほか、画像とともに『こんにちはスーパーGT。ホッケンハイムで会いましょう。#DTMxSuperGT』の文言、そして「今季最も印象に残る」とするホッケンハイム戦のチケット販売ページへのリンクが貼られている。

 ホッケンハイム戦には、3メーカーのテスト車両が送られるが、公開された画像を見ると、GT-Rはふだんレースを戦っているMOTUL AUTECH GT-Rとほぼ同様のカラーリングがされているが、スポンサーロゴなどが異なる。また、レクサスLC500は、わずかにベールからKeePerとKDDI(auではない)のロゴが見える。au TOM'S LC500とKeePer TOM'S LC500を合わせたような、ホワイトにブルー、オレンジのラインが入っているようだ。

 また、両マシンともにDEKRA(ドイツ自動車車検機関)、ドイチェポストといったDTMでおなじみのロゴが貼られており、フロントウインドウもふだんのスーパーGTと異なり、太い白い帯が貼られる。おそらくベールの内側には、DTM車両同様ボッシュのロゴがあるはずだ。

“DTM仕様”の2車の画像には、140件以上のコメントがついているほか、110件以上のシェアがあるなど、注目は高い。コメント欄を見ると多くがドイツ語で、GT500マシンの参戦を大いに期待しているコメントが寄せられている。誰がGT500マシンをドライブするのかも含め、非常に楽しみなイベントになりそうだ。

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