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『ロケットマン』タロン・エジャトン、すがりつくような瞳の秘密

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2019年08月23日 05:15  シネマトゥデイ

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写真目の演技がすごいタロン・エジャトン - 写真:日吉永遠
目の演技がすごいタロン・エジャトン - 写真:日吉永遠

 歌手エルトン・ジョンの伝記ミュージカル映画『ロケットマン』で主演を務めたタロン・エジャトンがデクスター・フレッチャー監督と共にインタビューに応じ、自身の演技の秘密を明かした。


 エルトンがスターダムにのし上がっていくさまを追ったきらびやかなミュージカルファンタジーでありながら、両親から愛されずに自身のセクシャリティーに悩み、アルコールや薬物依存症に苦しんだ彼の人生のダークな面まで赤裸々に描いた本作。タロンはエルトン役へのアプローチ法について「演技のプロセスを話すのはあまり得意じゃないんだけど、ただ、それに集中するんだ。他のことは何も考えずにね。例えば、机に向かってOK! 始めよう! とやるようなものではない。僕はメソッド演技法(徹底的なリサーチの上で精神や肉体を改造し、役柄に自分自身を完全に没入させる演技法)には賛成していないし、実際、それってやりすぎだと思う」とぶっちゃけて、監督を笑わせる。


 「ただ役にのめり込んで、“ずっとそのことだけを考える”。それは言い過ぎかな。やっぱ、今のはなし。ただ他のことは何も考えずに、スタジオでたくさんの時間を過ごして、音楽に取り組んだ。それだけだよ」とうなずいた。


 タロンは名曲の数々を圧巻の歌唱力で歌い上げているだけでなく、若きエルトンの脆さまで繊細に表現。決して与えられることはない愛を求めて父親や恋人(リチャード・マッデン)に向ける、すがりつくような眼差しには胸を締め付けられる。どうやってあの眼差しを生み出したのかとの問いには、「それはね、秘密を教えよう。ただ僕自身に脆いところがあるんだ」と笑って打ち明ける。


 フレッチャー監督はすかさず「それはタロンの素晴らしい強みだ。でっち上げた脆さじゃないから」と続け、「他の誰かになるというタロンのプロセスは、彼は気付いていないかもしれないけど、彼自身をさらけ出すということなんだ。つまり彼自身の感情を使って、物語を語っている。それは大変なことだよ。エルトンはとても強く、決然としたキャラクターだけど脆さがある。タロンが彼自身の生の感情を使ってそれを表現してくれたんだ」と感謝していた。(編集部・市川遥)


映画『ロケットマン』は公開中


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