A24製作『エイス・グレード』特別映像公開 歌広場淳、最上もが、宮藤官九郎らのコメントも

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2019年08月23日 11:01  リアルサウンド

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『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』(c)2018 A24 DISTRIBUTION, LLC

 9月20日公開のA24製作映画『エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ』より、特別映像と著名人からの絶賛コメントが公開された。


参考:動画はこちらから


 本作は、中学校卒業を1週間後に控えた、クラスで目立たない1人の少女ケイラ(エルシー・フィッシャー)を主人公に、生まれたときからWebサイトやSNSが当たり前のように存在するデジタルネイティブな“ジェネレーションZ世代”と呼ばれるティーンたちのリアルな葛藤や恋、父親とのめんどくさい関係、そして成⻑の物語を描いたヒューマンドラマ。


 メガホンを取ったのは、これが初監督作品となるボー・バーナム。YouTuber出身という異色の経歴を持つバーナム監督は人気コメディアンであり、俳優としても『ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ』などに出演した。彼の⻘春時代の実際の経験を基にした本作の企画が『レディ・バード』などを手がけた製作陣の目に止まり、映画化が実現。なおバーナム監督は、オリジナル脚本も担当している。


 主人公ケイラを演じたのは、『怪盗グルーのミニオン危機一発』で主要キャラクター、アグネス役の声優を務めた若手女優エルシー・フィッシャー。そのほか、『マンチェスター・バイ・ザ・シー』のジョシュ・ハミルトン、『バッド・ウェイヴ』のエミリー・ロビンソン、『ブルー・ワールド・オーダー』のジェイク・ライアンらが出演した。


 公開された特別映像は、中学校生活最後の1週間を迎えたケイラが「おしゃべり賞」「きれいな瞳賞」など学校の人気者たちが受賞するいろんな賞が並ぶ中で「学年で最も無口な子」“無口賞”に選ばれてしまうシーンから始まる。ケイラが受賞者の撮影会に集められるもひとりぼっちになる姿や、“瞳賞”を受賞したクラスメイトのケネディにケイラが頑張って「やったね」と声をかけるも無視されるシーンが映し出されている。


 なお、本作の日本公開を記念し、バーナム監督の初来日も決定した。8月29日にはコラムニスト・ライターの山崎まどかを迎えたトークイベント付き最速プレミアム試写会が、ヒューマントラストシネマ有楽町にて開催される予定だ。チケットは8月26日より、ヒューマントラストシネマ有楽町の窓口とWeb(https://ttcg.jp/human_yurakucho/)にて発売予定となっている。


 さらに、本作をいち早く鑑賞した各界著名人よりコメントも寄せられた。


コメント一覧
歌広場淳(ゴールデンボンバー)
自分が映画になったのかと思った。僕と同じ陰キャは、どうか見てほしい。死ぬほど勇気をもらえる。僕はもう、街でいきなり陽気なYouTuberに声を掛けられても怖くない。


最上もが(タレント)
思春期の美しくて脆い心情に、一緒に悩んでモヤモヤして笑顔になりました。ケイラの言葉はきっといくつになっても刺さる。最高にクールな女の子の物語。


宮藤官九郎(脚本家・監督・俳優)
いい! これはぜひ娘に見てほしい!けど娘にこれを薦める父親、どうかしてる。
そういう意味で俺にとって『台風クラブ』や『家族ゲーム』と同ジャンル、青春映画の金字塔や!


春名風花(女優)
ケイラ! あなたの動画に、無限に“いいね”を押したい! 愛しくて、思わず抱きしめたくなる映画です。


ジェーン・スー(コラムニスト)
どこまでもいたたまれない気持ちになるのは、すべてがリアルだから。
本物の人生に起承転結なんてない。


瀬戸あゆみ(デザイナー/モデル)
痛々しいけど、愛おしい。ほろ苦いけど、甘酸っぱい。ひとシーンずつ印象に残っている、忘れられない映画。


柚木麻子(作家)
スマホより空を見よう、ともSNSは最高とも言っていない。
ただ、見知らぬ誰かに話しかけていたケイラが、自己にむけて語り出した瞬間、未来は輝いていく。
(文=リアルサウンド編集部)


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