最新のバージョン15では、これまでグラフィックAPIとしてOpenGLを使ってきたものが、Appleの「Metal」を採用。これによりグラフィック性能が向上し、仮想環境上のWindowsでDirect X 11が動作するようになった(これまではDirectX 9/10まで)。
これによりDirect X 11対応のゲームが動作するようになり、これまでサポート外だったCAD/CAMアプリにも対応するようになる。さらに、仮想マシンがサポートするBluetoothのバージョンが4.0になっており、Xbox用ワイヤレスコントローラを接続し、Windows 10の「Xbox Play Anywhere」機能を使い、Xbox用ゲームを実機さながらに遊ぶこともできる。
さらにCatalina以降では、Parallelsアカウントのサインインに「Sign in with Apple」(Apple IDでサインインする機能)が利用できるようになる。サービスが増えるたびに複雑化する認証機能をシンプル化できるようになるため、歓迎できる(ゲストOSのサインインには利用できない)。