チュート徳井&カジサック、M-1決勝戦の壮絶な舞台裏を振り返る「半分以上の人がゲロ吐いてた」

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2019年08月24日 07:31  リアルサウンド

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動画サムネイルより

 キングコングの梶原雄太(カジサック)が8月21日、自身の運営するYouTubeチャンネル「カジサックの部屋」に動画を投稿。その中で、ゲストとして出演したチュートリアル・徳井義実と『M-1グランプリ』の裏話で盛り上がる一幕があった。


(参考:加藤浩次、「カジサックの部屋」で岡村隆史を語る 「とんでもなく格好いいと思う」


 2006年のM-1グランプリで優勝を果たしているチュートリアル。しかし、そこへ到達するまでの道程は、決して平たんな道のりではなかった。2005年には決勝5位。2001年に至っては、特別審査員の合計歴代最低得点をマークして決勝8位に沈むなど散々な結果に終わった。なお、この2001年のM-1では、キングコングも決勝へ進出し、チュートリアルよりも1つだけ高い7位にランクインしている。


 徳井とカジサックは、共に決勝の舞台に上がった18年前を振り返り、口をそろえて「あれはヤバかった!」と一言。徳井が「今思い出してもゾッとする」といえば、カジサックも「僕も今、鳥肌立ってます。滑り過ぎて」と同調するなど、M-1初年度がいかに過酷なものだったかという思い出話に花が咲いた。


 徳井は「人生長いから色んなことがあるやろ。でも、『緊張』で言ったら、これ以上は絶対ない」とキッパリ。これに首肯しつつカジサックは「だって半分くらいの人(決勝進出者)、ゲロはいてましたもんね」と言い、「1番吐いてたのは、中川家の礼二さん。ずーっとゲロ吐いてた」と裏話を披露した。


 「(島田)紳助さん、松本(人志)さんが見てる前で漫才するって状況が……」と、徳井の思い出話は尽きない。ちなみにこの時チュートリアルは、特別審査員を務めた松本から大会史上個人最低得点となる「50点」を付けられている。


 自分たちのネタが審査員にも観客にもまったく受けなかったことで、「世間の人たち『こいつらおもんない奴でーす』って言われた感じがした」と回顧した徳井。「あの時、芸人を辞めようかと考えた」というほど思い悩んだらしく、その夜、あまりのショックから東京のホテルに戻ると、ベットに突っ伏したまま朝まで動けなかったという。


 カジサックから「福田(充徳)さんは、その時どうだったんですか?」と聞かれると、徳井は「これは、どうしよっかな……」と言おうかどうか迷うそぶりを見せた。結局、「めっちゃ聞きたいんですけど!」というカジサックの押しに負けて、「まぁ、ええか」と意を決し、「俺の部屋の横が福田の部屋やねん。その横の部屋で、福田と岩尾(望)が、オネエチャンとイチャイチャしてた(笑)」と暴露。この状況に「たくましいな〜」と逆に感心したという得意だったが、「岩尾て! お前ら別に仲良ようなかったやん!」とツッコんでいた。


(こじへい)


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