「字幕つけてほしい」「集中できない」滑舌が悪いと“バッシング”された芸能人3人

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2019年08月25日 18:02  サイゾーウーマン

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サイゾーウーマン

本田翼公式プロフィールより

 2015年のNHK連続テレビ小説『まれ』で主演を務めて以来、数々の話題作に出演している女優の土屋太鳳だが、高校時代は“滑舌”の悪さに悩んでいたという。11年12月18日、「新しい舌!」と題した自身のブログで、滑舌を改善するために発声練習を行ったほか、舌の裏側にある筋の「舌小帯」を長くし、可動範囲を広げる手術を受けた経験をつづっている。手術の結果、土屋は苦手だったタ行とラ行もスムーズに話せるようになったという。

 かつての土屋のように、“滑舌”がいまひとつだと指摘される俳優も少なくない。その一人が女優の本田翼だ。

 7月19日に公開した新海誠監督の新作アニメ映画『天気の子』で、編集プロダクションで働く大学生・夏美の声を担当した本田。同月2日に予告編が公開された際、ネットユーザーからは本田のセリフが聞き取りにくいと指摘が続出することに。また、新海監督は製作報告会見で「(自身が声を吹き込んだビデオコンテから)夏美はどんどん違うキャラクターになっていく。キャストの中で一番、遠いところにいった」「予想もしないアクセント、言い方ばかりが出てきて。すごく楽しいと思います。(観客も)びっくりすると思います、確実に」と皮肉とも受け取れる発言をしていた。

「本田の話し方を聞いたネットユーザーからは『予告編だけでも何を言ってるのかわからないほど、滑舌が悪い』『女優じゃなくて、プロの声優を使ってほしかった』『話題作りのために、本職ではない、技術がない人間使うのやめた方がいい』と辛辣な言葉が寄せられてしまいました」(芸能ライター)

 また、現在放送中のドラマ『ボイス 110緊急司令室』(日本テレビ系)に出演している女優の真木よう子の“滑舌”にも、厳しいツッコミが。

 同作で真木は、緊急指令室の室長で、ボイスプロファイラーの橘ひかりを熱演。インカムを使いこなし、素早く現場とやりとりし、指令を出す役柄だ。ウェブサイト「MANTANWEB」のインタビューで、真木は「セリフ量や専門用語が多くて……」「指令する側なので、伝わるようにきちんと言わないといけないので、セリフの1人練習は普段のドラマよりも、圧倒的に増しています」と苦労を語っている。

「真木自身も役作りに励んでいるようですが、視聴者は『滑舌が悪くてよく聞き取れない』『何と言ってるかわからないことがある。字幕をつけてほしい』『笑う場面じゃないのに、真木よう子が話すと笑いそうになる』とシビアな反応を見せました」(同)

 15年4月期に放送されたドラマ『アルジャーノンに花束を』(TBS系)で主演を務めた山下智久も、同様の批判されたことがある。

 世界的ベストセラー小説を原作に日本に置き換えてアレンジしたことや、その脚本監修を大御所脚本家・野島伸司が務めたことで注目を集めた本作。初回視聴率は11.5%(ビデオリサーチ調べ、 関東地区/以下同)と2ケタでスタートを切ったものの、2話で7.9%に急落。以降も初回の記録を超えることなく、平均視聴率は8.5%と大コケに終わった。

「山下は知的障がい者で、後に脳外科手術によって天才的な頭脳を手に入れる白鳥咲人を演じました。しかし、ストーリーが進み、知的能力が向上してもなお、“舌っ足らず”な話し方のまま。ネット上では『後半になっても聞き取りづらかったから、大コケの理由は山下の滑舌の悪さじゃない?』『アイドルだから演技の努力しないんだろうね』『ストーリーに集中できない。致命的な欠点』と辛口コメントが飛び交いました」(同)

 “滑舌”が悪いのは、生まれつきである舌の長さなどによるところもあるのかもしれない。しかし、その役柄にあった発声練習など、俳優陣にもプロとしての努力が求められるようだ。
(立花はるか)

このニュースに関するつぶやき

  • えええ!天気の子見ましたが夏美さんのセリフ全然違和感なかったしすんなり聞けましたよ!これってしゃべり方と言うよりも最近の若者の聴解力も昔と変わってるのかも、イヤホンで聞くスマホ世代は・・・
    • イイネ!0
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