広瀬すず、貫地谷しほりからの言葉で涙が溢れ出す 『なつぞら』ヒロインを支える仲間たち

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2019年08月26日 13:02  リアルサウンド

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『なつぞら』(写真提供=NHK)

 『なつぞら』(NHK総合)第22週初日では、愛娘の優を預ける保育園探しが難航する中、作画監督という大役を引き受けることになったなつ(広瀬すず)の苦悩する姿が描かれた。


 坂場(中川大志)が麻子(貫地谷しほり)のプロダクションに再就職する日も近づく中、優を預ける保育園が見つからない。


【写真】仲(井浦新)となつ(広瀬すず)


 応募した保育園にすべて落ちてしまったなつは、浮かない顔で出社する。なつは、仲(井浦新)に呼び出され、東洋動画の作画監督の話を受ける。仲はなつの抱えている不安を察し、無理に引き受ける必要はないと声をかけた。


 東洋動画の社長・山川(古屋隆太)と制作部長・佐藤利之(橋本じゅん)は、「キックジャガー」は勝負作になると意気込んでいた。山川らも、なつに無理に引き受ける必要はないと話すが、なつは「わかりました。やらせてください」と強い目つきで答えた。育児との両立に不安がないわけではない。けれど、その目つきからは、作画監督という大役に挑戦したい、アニメーション制作に携わり続けたい、というなつの強い思いが伝わってくる。


 坂場に相談もせず、仕事を引き受けたことを気にしていたなつだが、坂場は「引き受けることは、子供を産む前からわかっていたじゃないか」とフォロー。またなつたちを心配して訪れてきた麻子や下山(川島明)、茜(渡辺麻友)の存在がなつの心を支える。なつは麻子に優しい言葉をかけられ、思わず泣いてしまった。


 なつは常に不安を抱えているようで、イキイキとした表情を浮かべることが少なくなった。だが、アニメーション制作にまっすぐななつの姿を身近で見ていた者たちが、仕事と育児の両立に悩むなつに救いの手を差し伸べる。なつがまた明るい笑顔を見せて欲しい。


(片山香帆)


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