土橋章宏による時代小説を犬童一心監督が映画化する同作は、生涯に7度もの国替えを命じられた実在の大名・松平直矩のエピソードをもとに、参勤交代を上回る莫大な費用がかかる引っ越しを、知恵と工夫で乗り切ろうとする姫路藩の藩士たちを描く作品。星野源が「引っ越し奉行」に任命される片桐春之介役を演じるほか、高橋一生が春之介の幼なじみ鷹村源右衛門役、高畑充希が前任の引っ越し奉行の娘・於蘭役にキャスティングされている。公開日は8月30日。
公開された映像は『引っ越し大名！』に関する4択クイズを出題するもの。劇中で姫路藩士・高橋四郎役を演じる飯尾和樹（ずん）がナレーションを務めている。飯尾は映画の撮影を振り返って「外撮影はカンカン照りで暑かったんですが、休憩時間に星野源くんが絶妙なタイミングで『アイスにしましょう！』と言ってくれたのが助かりました（笑）」とコメント。また映画について「普段から引っ越しはテンポよくと言いますが、映画もテンポがよくて、人のいい人の葛藤がコミカルに描かれていて、すごく楽しい作品」と語っている。
あわせて公開されたキャラクターポスターは、星野源演じる片桐春之介、高橋一生演じる鷹村源右衛門、高畑充希演じる於蘭に加えて、小澤征悦演じる山里一郎太、濱田岳演じる中西監物、西村まさ彦演じる藤原修蔵、松重豊演じる本村三右衛門、及川光博演じる松平直矩の8人を起用したもの。各キャラクターの姿が写し出されているほか、「引っ越しは…戦でござる！」「女抜きで引っ越しができるとお思いですか？」「お前は頭を使い、俺はこの身体を動かす！」といったコピーが使用されている。
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