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黒木華「凪のお暇」6話で完全に立場逆転した凪とゴン「今度は自分が壊れる番ね」 今夜からは完全オリジナル展開へ

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2019年08月30日 18:08  ねとらぼ

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写真「凪のお暇」6話の見どころ。「卒業」みたいに龍子を連れ出す凪
「凪のお暇」6話の見どころ。「卒業」みたいに龍子を連れ出す凪

 8月23日に放送された「凪のお暇」(TBS系)第6話。坂本龍子(市川実日子)の成長が、見どころの1つだった。彼女の空気の読めなさには勇気づけられた。



【画像】一目でわかる相関図



●円を「彼女」ではなく「同僚」と紹介する慎二



 スナック「バブル」で週3のアルバイトを始めた大島凪(黒木華)。凪は、ここが我聞慎二(高橋一生)行きつけの店であることをしらなかった。思わぬ場所で鉢合わせした2人。慎二を見る凪の顔は本当に嫌そうだ。凪を見る慎二の顔がすごいことになっている。恋の悩みと後悔と本音を吐き出すこの店で、本命の女が働き始めた。



ママ「ガモちゃん今、ハートブレイク中だから。大好きな彼女にフラれて、毎日 ここで号泣」



慎二「(遮って)あ〜っ、ビールだ。ビール欲しいな。キンキンに冷えたやつがおいしいの。シュワシュワすんのは冷たくないと、ドスコイドスコイ!」



ママ「どういうことよ(笑)」



 凪の前で号泣をバラされた慎二。地獄である。



 この店で凪が働き始めたのは、ママ(武田真治)に声を掛けられたことがきっかけ。



 「初めて会ったとき、ピ〜ンと来たの。この子、絶対マメだって。掃除は完璧だし、グラスもピッカピカ。頼んでもないのに30分前に出勤してるし。何ていうか、律儀な子なのよね」(ママ)



 聞きながら「そんなことは知っている」という顔をする慎二。今挙げた要素は、慎二が凪に惹かれた部分そのままである。慎二の前に凪が作った料理が運ばれてきた。ずっと求めていた、久々の凪ごはん。この時点で胸いっぱいの表情になる慎二だが、手をつけることはできなかった。食べたら泣いちゃったはずだ。



 さらに、凪から衝撃の情報が伝えられた。



 「ゴンさんとはお別れしました」



 あからさまに動揺する慎二。このタイミングで、今カノの市川円(唐田えりか)がスナックに到着する。悶絶した挙げ句、慎二は円をこう紹介した。



 「同僚」



 あんなに円とオフィスでイチャついてたのに……。「円との関係を凪に知られたくない」という気持ちが上回った。思いが再燃した。同僚呼ばわりされた円の表情が痛々しい。この時点で、彼女はもう勘付いている気がする。別れ際、凪に深々と頭を下げた円。やはり、察したのだろうか。



 そういえば、慎二は凪との交際も友人たちに明かさなかった。でもあれは、失恋した友人に慎二が気兼ねしたことが理由である。今回は違う。慎二の中には、円ではない別の1番がいる。以降、慎二は円とのオフィスラブに乗り気じゃなくなった。慎二が円を認識したのは、凪との見間違いがきっかけ。円は凪にフラれた溝を埋めるための存在。圧倒的にかわいい円なのに、気の毒に思えてくる。



●泣き虫を認めない慎二、追及をやめない龍子



 スナックのボーイとして接客業に励む凪。しかし、客との会話が続かない。会話上達の本を凪は読み漁った(復縁するための本を読み漁った慎二のよう!)。



 凪「会話のキャッチボールができるようになりたくて……。せめて、投げてもらったボールを変な方向に飛ばさないように」



 ママ「そもそも、何で相手に会話のボールを投げてもらう前提なの。何様? あんたが会話のボールを自分から投げられない理由は、相手に興味ないからよ」



 核心を突いた指摘だ。でも、凪を詰めるというより、成長を促すような口調に聞こえた。酔客に絡まれる凪を救った慎二も見抜いていた。



 「興味ないだろ、他人に? だってお前、自分に興味持ってくれる奴しか好きじゃねえじゃん」(慎二)



 両者は全く同じことを言っている。我聞慎二と武田真治(ママ)、2人のシンジによる愛ある指摘だ。



 坂本龍子(市川実日子)は詐欺まがいのブラック企業に就職した。凪は龍子を救うべく、同社主催のセミナーに押しかけ、龍子の手を取って連れ去った。誰かのために動く凪を見たのは初めてである。



 凪「ちゃんと聞きたいです、坂本さんの話。だって私、坂本さんに興味があるから。友達だから」



 龍子「空気読めない友達でも?」



 凪「空気は、吸って吐くものです」



 いい話。ウルっと来た。……と思っていたら、慎二の顔を見た龍子がいきなり大声を上げた。



 「あっ、思い出しました。白い恋人! 立川で泣いてましたよね!?」(龍子)



 つい数秒前まであんなにしんみりしてたのに、唐突にぶっ込みに行く龍子。本当に空気が読めねえ。「はあ?」「いや……」と慎二はずっと否定しているのに「いや、泣いてましたよ!」と追及を止めるつもりがない龍子。「白い恋人で号泣してた人」と慎二は連呼され続ける。凪の前で号泣を再びバラされた。



 「僕じゃないです!!!」(慎二)



 全力の「僕じゃないです」! そんな、子どもみたいな言い方しないでも……。これは龍子が空気を読めないからできた仕事だろう。グッジョブ。なのに、当の凪が終始キョトンとしている。「彼女にフラれた」「立川」「白い恋人」と、これだけの材料がそろえば自分のことと気付くだろうに。本当に、この人は他人に興味がないんだな……。



●かつての凪とそっくりの母・夕



 凪の田舎で花火大会が開催されていた。花火を見るご近所さんのため、凪の母・夕(片平なぎさ)が甲斐甲斐しく食事を用意している。すると、その中の1人が「なつかしい!」と声を上げた。納屋から「人生ゲーム」が発見されたようだ。



 「……なつかしい〜」(夕)



 ゲームを見てもないくせに、おざなりの反応で対応した夕。かつて、空気を読んで凪が発した「わかる〜」とまるで同じに聞こえた。夕は、ここで空気を読んで生きていたのだ。



 凪の携帯に電話をかける夕。でも、繋がらなかった。



 「凪、安定した仕事に就いて幸せな結婚をして。逃げて。自由に遠くに。逃げて逃げて。そして凪、お母さんをこんな地獄から早く連れ出してね」



 かつて、交際中の慎二に凪はこんな願望を抱いていた。



 「慎二、早く結婚して。そしたら、私の“何だかなあ”な毎日も全部引っくり返るの」



 母娘は似た者同士だった。でも、凪は変わりつつある。一方の夕は空気を読み、息を潜め、凪に依存することで逆転を夢見ている。昔と変わらぬ母が田舎にはいた。



●サザンみたいなことを言うゴン



 安良城ゴン(中村倫也)が大変なことになっている。隣室のドアの開閉音が聞こえた途端、ダッシュで凪の顔を見に行く健気さ。凪との立場が以前とは完全に逆転した。得体の知れなかったゴンが、今ではメチャメチャ人間らしくなっている。



 友人・エリィ(水谷果穂)の務める古着屋に行ったゴンは、胸の苦しみを打ち明けた。



 「見つめ合うと、素直にお喋りできない」



 このタイミングでかかる店内BGMは、サザン・オールスターズの「TSUNAMI」だ。第4話で、ゴンのとりこになった凪はこんなことを口にしていた。



 「会いたくて会いたくて震えるなんて、都市伝説だと思ってた」(凪)



 2人の関係性を、わざわざJ-POPの歌詞で表現しないでも。



 吉永緑(三田佳子)がゴンに発したメッセージは意地悪だった。



 「ままならぬ愛と欲望の世界へようこそ。今度は自分が壊れる番ね」



 ゴンのメンヘラ製造機っぷりを見てきた緑だから言えるセリフ。ゴンの年齢になって初めて知る恋愛は、しんどいと思う。凪と肉体関係があるのに、フラれてから初恋が生まれたという皮肉。際限なく愛を振りまいてきた報いだ。アパートの住民たちで花火を見に行ったときのやり取りは秀逸だった。



 凪「ゴンさん、そのまま。……(見つめ合ったまま顔を近付け)パチッ! 蚊です。仕留めました(笑)」



 ゴン「恋、しんど……」



 凪に倒れ掛かるゴン。本当に仕留められたのはゴンのほうである。かつてのエロいオーラは微塵もない。見てるこっちがつらくなってくる。



 中井芳彦プロデューサーが「オトナンサー」インタビュー(8月16日)で明かした通り、『凪のお暇』のストーリーは7話から原作の領域を脱する。今夜からは完全オリジナル。誰も展開が読めない未知の世界である。次回予告を観たら、慎二が凪にとんでもないことを言っていた。



 「お前と復縁? 800%無いんですけど!」



 すごい剣幕だ。でも、本当かしら。本当に本音? 嘘八百ではないのか。



(ねとらぼGirlSide/寺西ジャジューカ、イラストまつもとりえこ)


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  • 慎二が凪と復縁したいと凪に素直に伝えてほしかったと、『凪のお暇』を視て、思った。
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