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「暑い!」は散々言ってきたけど、海に行ったり、山でキャンプしたり、海外旅行したり……楽しい夏の思い出が一切ない! というあなた。
【動画】“リア充な夏”を味わえる令和初サマーソング MV
せっかく、やや開放的になっても「まぁ夏だから」を理由に許されやすい季節に楽しい思い出を作れなかったなんて……悔しすぎる(もちろん、筆者も夏の思い出ゼロ側の人間です)。
ということで、今回は聴けば“リア充な夏”を味わえる、“令和初のサマーソング”5曲をセレクト。
今年は、新時代を担うアーティストたちのキラーチューンが目白押しで、蒸し暑い中の外出もこの曲たちを聴けば、爽快な気分に変わるはず!
■雨のパレード「Summer Time Magic」
先週公開の『テラスハウス TOKYO 2019-2020』第13話挿入歌として使用された「Summer Time Magic」。
ボーカル・福永浩平のどこか飄々とした歌いっぷりなど、一定のテンポで程よく脱力した空気をまといながらも、徐々に聴き手の心を高揚させる曲構成の妙からくる中毒性の高さは、今年いちばんの夏ソングといっても過言ではありません。
また、歌詞では“友達以上恋人未満”な曖昧な距離のふたりを映画のワンシーンのように丁寧に描いているので没入しやすく、あと一歩が踏み出せないでいる“僕”、僕の反応をもしかすると面白がっているのかもしれない“君”……歌詞を読み解いていくと、夏の清涼感と切なさがリアルに浮かび上がります。
リスナーそれぞれの“色褪せない夏”を舞台に想像を膨らませながら、どっぷり「Summer Time Magic」に浸るのも面白そうですね。さらに、雨のパレードのライブアンセムとして今後重要な役割を担う気もしています!
■RIRI, KEIJU, 小袋成彬「Summertime」
資生堂「アネッサ」CMソング2019を飾った「Summertime」。映画『ライオン・キング』日本版オフィシャルソングを歌っているRIRI、ヒップホップクルー・KANDYTOWNのメンバーでもあるKEIJU、プロデューサーとしての一面も持つ小袋成彬による新時代を担うアーティスト3組がコラボしたことでも話題に。
■SIRUP「Pool」
昨年発表した「Do Well」がHonda「VEZEL TOURING」のCMソングに起用され、世間一般に広まりを見せているSIRUP(シラップ)。日本語と英語を織り交ぜながら、気持ち良いところを的確についてくる歌い回しは圧巻のひと言!
■川口レイジ「Summers Still Burning」
シンガーソングライター・川口レイジのデビューEP『Departure』収録曲。夏という開放的な季節に燃え上がった恋を描いた「Summers Still Burning」。軽やかなリズムで情熱を、そして艶っぽい歌声で切なさを滲ませた、少し“大人な” 夏模様を描いています。
■I Don't Like Mondays.「LEMONADE」
月曜日の憂鬱を吹き飛ばすスタイリッシュロックバンド、I Don't Like Mondays.の鳴らす音楽は心を開放させたい時に聴くと◎ なかでも、こじるりこと小島瑠璃子がMVに出演している「LEMONADE」がおすすめ。終盤、感情の高ぶりを表すエモーショナルなギター(ちょっとアンティークな質感も個人的にグッときました)を盛り込むなど、“踊れる音楽”に邁進する、アイドラならではの遊び心がたくさん詰まっています。
ぜひこの5曲を聴きながら自分だけの“リア充な夏”を楽しんでみませんか?
TEXT BY ジャガー